恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
東京・沖縄の旅にこと寄せて――幸せになる為には
しかし私はそんなことは一切できません。
この間も沖縄で
「先生の過去世を意識をもって話して下さい」と言っていただいたのですが、
そんな意識は出てきません。
出て来なくても、本当の神様の御心を述べ伝えますと、
皆様が号泣されていました。
なぜそういう短い言葉の中に感動を受けられるのかというと、
ほんとうの神の御心だからです。
私が帰りましたあと、昼からのスケジュールは、
別の先生の講演の当番なっていたそうです。
昼食をいただいている時に、その先生の奥さんが呼びにこられたのですね。
「実は主人がお腹が痛くて今動けなくなっているのです。
昼からの講演ができないので困っています」ということで、
「なぜ早く言ってくれなかったのですか。そんなのはすぐに治ります」と言って、
その先生のところへ行きますと、ベッドに休んでおられました。
「お腹痛は治りなさい」と言いましたら、パッと治りました。
すぐ治ったのです。
「偉大な御業ですね」とびっくりしておられました。