恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
前世の親子が今生で嫁姑となる
また、こんな話もあります。
今度は世間によくある嫁と姑との確執ですが、
この二人の縁が実は今生だけではなくて、
過去世にまでさかのぼるような因縁浅からぬものであったのです。
反省すると言っても、本人が覚えていない前世のことまで思いだすのは、
たいへん難しいことですが、それでもそういう場合があることを知って、
何事も謙虚に自己を顧みることは大切なことです。
身に覚えがないと言ったところで、
どんな貸し借りや、自らに課した誓いや
約束事があるとも知れません。