恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
反省研修会のこと
先の続き・・・
謙虚さ、やさしさ、
そして強さなどがだんだんと育まれ、
その結果、魂が成長していきます。
愛は赦しです。
思いやりと同時に寛容な心が愛の中にはあります。
この世の中で最もいとしい自分を赦せない人が、
どうして他人を赦せるでしょうか。
相手の立場も心も我が事のようにわからないといけません。
それが苦労であれば、思いやりとして現れますし、
過ちを犯してしまったなら、
寛容の心として現れます。
自分と相手とを分け隔てる思いは、
神の御心ではありません。
何事が起きても、
常に自他の分離観を超えた大きな愛の心で
包んでいくようになることです。
そのための反省なのです。
自己を見詰め、深く自己を知るためです。