恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
前世の親子が今生で嫁姑となる
先の続き・・・
このお嫁さんにしてみれば、
なんで私はこんな境遇に置かれているんでしょう。
なんて不幸な巡り合わせなんでしょう、
と嘆いていたはずだと思います。
「理不尽だわ、私だけこんな目に遭わなくては
ならないなんて」と言う思いがあれば、
当然、心は苦しいはずです。
しかし、こうした人間関係もすべてご縁があって、
偶然は何一つないということを知ったなら、
今現れている出来事だけを見て、
自分の都合という物差しで一概にいいわるい、
幸不幸などと決めつけることもできません。
この二人の嫁姑も実は前世の深い因縁によって
必然的に出会っていたのでした。
母親が好きで好きでたまらない。
死ぬまでいっしょに暮らしたい。