浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

我れ食べず人に施す母の愛
幼き我に布施教えらる

「垂訓」

2024-04-02 00:53:25 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第五章 心の曇りをとるための反省

       母娘の確執が消えた反省の功徳

先の続き・・・


この母と娘の場合は、
互いになぜ自分は親にそむいて親をいじめるのかとか、
なぜこの子にいじめられるのかとか、
それぞれの自覚がなかったのでした。
ところが反省して、
お母さんはこの子に上に思いをいたし、
この子は辛かっただろうと懺悔した時、

わるいことをしたという思いに目覚めてきたのです。
一方、娘さんのほうもお母さんに手をつかれ詫びられたら、
いっぺんに心が開かれ、
地獄の毎日がたちまち極楽の世界となってしまったのです。
これこそは反省の功徳と言えるものです。



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