浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-04-15 23:50:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
  
 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


      第五章 心の曇りをとるための反省

          反省研修会のこと

先の続き・・・

できれば、永久に忘れ去りたい。
でも、どうしても完全には記憶から
消し去ることができない。
そういう記憶は幾重にもポリ袋に詰め込まれ、
念入りに栓をして、
絶対にゴミための表面のほうへ
出て来ないように念入りに重石をして、
たくさん積み重なったゴミのいちばん底のほうに
押し込められています。

なぜ、わざわざこういう記憶を
掘り起こすことが必要かと言いますと、
幼い頃の心のつまずきや過ちの記憶と
その時の強烈な感情は、
その後の人間の一生を支配するほど
影響力のあるものだからです。
自分自身の心の全貌をつかまない限り、
私たちは真の自己を知ることも、
本当の幸福と健康をつかむこともできません。


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「垂訓」

2024-04-15 00:00:10 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


             第五章 心の曇りをとるための反省

          反省研修会のこと

先の続き・・・

自分も自然も一体であり、
自分自身が光そのものだということを体験しました。
自分の体験したことを多くのみなさんにも
体験していただこうと、
反省研修会を今迄に和歌山県の白浜や
静岡県の富士宮などでも催しております。

これは、三泊四日でスケジュールを組み、
参加者の方にそれぞれ個室に入っていただき、
そこで何度かにわたり、幼い頃にまでさかのぼり、
ふだんできないような深い反省をしていただくものです。
毎回、百五十名ほど参加されます。

人間の潜在意識にはちょうどゴミためのように、
たくさんの記憶がつまっています。
まず、いちばん上のほうには思いだしても
それほどさしつかえのない記憶が積み重なっています。
自分にとって思い出すのが不都合な記憶は、
その下にしまい込まれています。
そして、最も自分にとって思い出したくない
記憶が誰にでもあるでしょう。
忌まわしい出来事、悲しい出来事、
恥ずかしい出来事などです。



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