浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-04-24 23:54:21 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第五章 心の曇りをとるための反省

     反省してはじめてわからせていただいた母親の愛

それでは私の場合を紹介します。
小学校一年生ですから七歳の時のことです。
友達に百姓の子もあれば、サラリーマンの子もあり、
商店の子もありました。
私は水呑み百姓の子ですから、
みんなのように学校から帰って遊べません。

帰宅して鞄を置くと、
今日はどこどこの畑に行きなさいと言われて、
すぐさま鎌か鍬を持って畑に
行かなくてはなりませんでした。
「ああ、僕もいっしょに遊びたいなあ」と、
畑のそばで遊んでいる友達を見ては、
羨ましく思っていました。
そして、どうして自分だけがみんなと
遊べずに畑で手伝いをしなくてはならないんだろうと、
自らの運命を思ったのでした。


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「垂訓」

2024-04-24 00:01:40 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


           反省研修会のこと

先の続き・・・

生まれて以来、今日まで知らずに積もらせてきて、
掃除もされることがなかった心の塵や埃や垢が
一挙に流されるわけですから、
とても有難い心の浄化となりなます。

反省が終われば、
また一つ薄皮がはがれるように心の曇りが除かれ、
光ってまいります。
そして、明日からの生活を明るく軽い心で
過ごさせていただけるようになります。
これが反省の成果の一つです。


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