恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
反省研修会のこと
先の続き・・・
自分も自然も一体であり、
自分自身が光そのものだということを体験しました。
自分の体験したことを多くのみなさんにも
体験していただこうと、
反省研修会を今迄に和歌山県の白浜や
静岡県の富士宮などでも催しております。
これは、三泊四日でスケジュールを組み、
参加者の方にそれぞれ個室に入っていただき、
そこで何度かにわたり、幼い頃にまでさかのぼり、
ふだんできないような深い反省をしていただくものです。
毎回、百五十名ほど参加されます。
人間の潜在意識にはちょうどゴミためのように、
たくさんの記憶がつまっています。
まず、いちばん上のほうには思いだしても
それほどさしつかえのない記憶が積み重なっています。
自分にとって思い出すのが不都合な記憶は、
その下にしまい込まれています。
そして、最も自分にとって思い出したくない
記憶が誰にでもあるでしょう。
忌まわしい出来事、悲しい出来事、
恥ずかしい出来事などです。