絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ゴサインタン -神の座ー (篠田節子)

2005-05-31 23:41:17 | 読書
題名のゴサインタンとは、ネパール語で「神の住むところ」のこと
しかし、裏側のチベットではシャパンマ、「家畜が死に絶え、麦も枯れる地」
という名前が付いている。
豪農の跡取り結木輝和はネパール人のカルバナと結婚。
妻の奇異な行動で全財産を失う。怒り、悲しみ、恐れ、絶望・・
揺れ動き、さまよいながら失踪した妻を探して辿り着いた場所は
神の山ゴサインタンの麓だった。
 あらゆるものを失って、初めて見えてくるものがあり
 そこに全ての救いと再生がはじまる。
 ネパールの土着の神、原始の信仰というものに驚かされた。
★★★★★