アヤメ (アヤメ科)
我が家では今アヤメが満開!濃青紫色の可憐な花です。
菖蒲と違って乾燥ぎみな所で手入れをしなくても毎年沢山の花を付け
この季節を愉しませてくれます。
花菖蒲があまりにも名高いので、アヤメ科全体がなにか湿った所を好む花のように思われがちですが
実際はアヤメ科の圧倒的多数は乾燥草原の植物だそうです。
※よく似た美しいものがいくつかある時に「いづれアヤメか、ショウブ、カキツバ タ」と例えられるが、
区別は意外と明確で、アヤメは花弁の基部に濃い紫色の細い脈が網目を作っているのと、
葉には太い脈が走っていない。
「霍公鳥(ホトトギス)待てど来鳴かず菖蒲草(アヤメグサ)玉に貫く日をいまだ遠みか」
大伴家持
万葉集に詠まれている菖蒲草(アヤメ草)はこの時代アヤメとはショウブの
ことを意味しているが、そのショウブも現在の花菖蒲ではなく、サトイモ科のショウブのこと。
薬草として利用していたショウブを詠んだわけで、花を観賞して詠んだのではないのだそうです。
※生花店用語のショウブはハナショウブが正しい名で葉の中央に太い脈が走っている。
我が家では今アヤメが満開!濃青紫色の可憐な花です。
菖蒲と違って乾燥ぎみな所で手入れをしなくても毎年沢山の花を付け
この季節を愉しませてくれます。
花菖蒲があまりにも名高いので、アヤメ科全体がなにか湿った所を好む花のように思われがちですが
実際はアヤメ科の圧倒的多数は乾燥草原の植物だそうです。
※よく似た美しいものがいくつかある時に「いづれアヤメか、ショウブ、カキツバ タ」と例えられるが、
区別は意外と明確で、アヤメは花弁の基部に濃い紫色の細い脈が網目を作っているのと、
葉には太い脈が走っていない。
「霍公鳥(ホトトギス)待てど来鳴かず菖蒲草(アヤメグサ)玉に貫く日をいまだ遠みか」
大伴家持
万葉集に詠まれている菖蒲草(アヤメ草)はこの時代アヤメとはショウブの
ことを意味しているが、そのショウブも現在の花菖蒲ではなく、サトイモ科のショウブのこと。
薬草として利用していたショウブを詠んだわけで、花を観賞して詠んだのではないのだそうです。
※生花店用語のショウブはハナショウブが正しい名で葉の中央に太い脈が走っている。