絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ヒメジョオン

2006-07-12 11:01:05 | 花おりおり
ヒメジョオン(姫女苑) キク科
野原はハルジオンに変わってすっかりヒメジョオンの花盛りとなりました。
きわめて普通に見られる2年草の雑草。
(牧野富太郎博士によると雑草と呼ばれるものはない)そうですが・・・・

ハルジオンに押されて少なくなりつつあるとはいえ、
ここはまだまだヒメジョオンは健在です。


ツユクサ

2006-07-11 16:04:53 | 花おりおり
ツユクサ(ツユクサ科)
雨上がりや朝露に濡れた露草の美しさはその名に相応しく
目も覚めるような青い花が一段と冴えています。

道ばたや草地などに生えるごく普通に生える1年草。
子供の頃よく色水を作り紙を染めたりして遊びました。
今でもツユクサの花の汁は本式の染物で使われています。
しかし色がさめやすいため本染めには利用されず、
もっぱらその性質を逆に利用して、
下絵を描くのに使われているそうです。

ネムノキ

2006-07-10 14:50:56 | 花おりおり
ネムノキ(合歓の木) マメ科
何となく郷愁を呼び起こす花、合歓の木。
子供の頃中くらいな合歓の木があり花が咲くとあの柔らかな花を摘んで
頬をなで、化粧パフの様な感じを楽しんだものです。
あの柔らかなフワフワはみんなオシベで、小さな花が沢山集まっての「パフ」です。

山や野に多い落葉高木。
夜になると、葉が合わさって垂れ下がり眠っている様に見えることから
ネムノキの名が付いた。
花は夕方から咲いて、翌朝まで咲いている。
樹皮は、合歓皮(ゴウカンピ)花は合歓花(ゴウカンカ)としていずれも
不眠症、不安に用いるそうです。
名前と上手くマッチしていて、面白不思議です。

  象潟や 雨に西施が ねぶの花       芭蕉

団十郎(朝顔)

2006-07-09 16:01:27 | 花おりおり
朝顔(団十郎)
いただいた朝顔、今朝は薄茶色の花が咲きました。
4本立てで、今のとこる3色咲いています。
薄茶色の花は市川団十郎が好きだったとのことで、
「団十郎」という名前だそうです。(朝顔市の一番人気商品だそうです)
落ち着いた気品のある色が団十郎の名にふさわしい・・・・。

朝顔

2006-07-08 17:00:21 | 花おりおり
朝顔 (ヒルガオ科)
昨日の夜、お嫁さんから大きな荷物が届き・・・
ワクワクしながら開けて見ると、見事な朝顔でした。
入谷の鬼子母神の朝顔市へ行ったとの事。
入谷の朝顔市は明治の始め頃から行われていたそうで、
今は120余りのお店が並んで、大変な人出のようです。
鬼子母神とは、千人の子を産んだが、他人の子を奪って食したので
仏は彼女の最愛の末子を隠して戒めた。
以後、仏法の護方神となり求子、安産、育児等の祈願を叶える神となる。
入谷の鬼子母神では鬼の字に”つの”の無い字を使うそうです。

今朝咲いた花は、爽やかな青・・・・
お嫁さんの気持ちが色になって輝いているようでした。
明日は、紫が5個くらい咲きそうです。
これから毎朝、楽しみです。

アベリア

2006-07-07 21:35:18 | 花おりおり
アベリア (スイカズラ科) ツクバネウツギ属
花の香りも良く、丈夫で刈り込みにも強いことから公園や道路わきの生垣に良く使われています。
夏から晩秋まで咲きつづける可愛い花アベリア、
最近なかなか名前が覚えられないと言ったら、友が「アベマリアのマ抜き」・・
と教えてくれました
なるほど・・・それから間違えることなくアベリアがでてきます。
原産地:中国(園芸種)
   半常緑低木(関東以北では半常緑や落葉性となるが暖地では常緑性となる。
和名 :ハナゾノツクバネウツギ、日本には大正末期に渡来。
 ※ アベリアは本来スイカズラ科ツクバネウツギ属のラテン名で特定の種を指すわけではないそうです。
   
 白い花が多いのですが最近ピンクの可愛い花も見るようになりました。

日本沈没 (映画)

2006-07-06 01:02:20 | Weblog
「日本沈没」の試写会が当り久々の映画です。
この映画のワンシーンの撮影にうちの学区の小学校(子どもが卒業した小学校)が使われました。
それだけでも見たい・・・ワクワク気分
うちの連れ合いにもエキストラとして出てくれないかと声がかかったのですが・・・
出不精の連れ合いは断ったようです(残念!)
近所の方が見れるかな~と期待してみていたのですが・・・判りませんでした
命を懸けて守るべきものは・・・・少しホロリとします
しかし、政府の役人、国民を守り沈没を食い止めようと奔走する役人(大地真央)
に焦燥して憔悴するなんてことは無く、まるで危機感が感じられない!
ただ美しいだけでは女優失格!とまで言いたい。
あの姿を見ているほうが苛立ちを感じてしまう。

ハマナス

2006-07-04 15:50:19 | 花おりおり
ハマナス (バラ科) バラ属
北海道、東北の海岸に多く現地の人達が「ハマナシ」を訛って「ハマナス」になったしまった。
「ナシ」というのは果実がナシの実に似ていることからきている。
香水の王様といわれるバラの中でも、ハマナスは特に香りが強くかっては天然香料を蒸留して作っていたほど。
特に香りの強い野生の花500個(2500枚)に花びらからようやく1グラムの香料が取れる程度で
きわめて貴重なものであった。
(義母たちは秋田に疎開していた時その香水原料のハマナスの花摘みをしたそうです)
赤く熟れた実はレモン以上のビタミンCを含み、生食、乾燥して冬の貴重なビタミン食としたようです。
ジャムや果実酒にも好まれる。
  (刺が多いので要注意です)

カモミール

2006-07-03 15:59:48 | 花おりおり
カモミール (シソ科) カワミドリ属
代表的なハーブの1つで、ヨーロッパでは芝生代わりに用いられているらしい。
近くの植物の病気を治すことから「植物の医者」とも呼ばれる。
(凄い植物なんですね。今度我が家でも植えてみよう・・)
葉の浸出液を苗に散布すると立枯病の予防になるそうです。
カモミールの名はギリシャ語の「大地のりんご」に由来するそうで、その名にふさわしく、
全草りんごに似た、いい香りがします。
※安眠や美容にも効果があるといわれ
 ハーブティーとしても人気があり、入浴剤、ポプリ等にも用いられる。
 精神安定、胃腸病、にも良いそうです。

カラー

2006-07-02 21:15:09 | 花おりおり
カラー (サトイモ科) サンテデスキア属
切花でお馴染のカラー・・・・仏炎苞の素敵な花です。
原産地:南アフリカ  多年草(球根)
数10cmの花茎を伸ばして茎の頂に漏斗状に巻いた純白の仏炎苞をつける。
葉は、倒心臓形です。柄は太く長く茎部は鞘状になる。
1843年にオランダ船により渡来。
そのことから和名は「オランダカイウ(和蘭海芋」
葉に星のあるのは「シラホシカイウ」と呼ばれる。
最近は花色も豊富で、黄、桃、赤、青紫、橙、緑、黒もあるそうです。
日本ではカラーと呼ぶが、外国人はカラと呼び伸ばさないそうです。