一体いつの話やねん、というくらい前に出かけた『雍和宮』をご紹介します。
北京で最大のチベット仏教寺院。
地下鉄『雍和宮』駅から徒歩5分。ちなみにすぐ近くには、先日訪れたカフェや雑貨が並ぶ古い街並み『五道営胡同』があります。
やっちゃんの服装からもわかるように、訪れたのは2月の初め。 極寒の頃、そして春節の賑わいがまだ残っている頃でした。
この建物は雍和宮へ行くまでの道沿いにあったのでちょろっと入ってみたのだけど。
「うききのき~!」
可愛いおサルさんが迎えてくれた。
そしてその傍らには。
占いの館???
名付けに姓名判断、そして手相から病気までわかるとは・・・。なんだかすごいぞ。
この日はあまりに閑散としていてびびって入れなかったのですが、いつか占ってもらいましょう。
さて、雍和宮の周辺はずら~っとこのようなお店が並んでいて、チベット仏教関連の商品、そしてなが~いお線香が売られています。
参拝客はこのお線香を一束、人によっては数束購入して、
数本ずつ火を点けては、
熱心に参拝するわけです。
そのすぐ傍では。
おばちゃんが真剣な表情で、鐘ついてます。 ごぉぉぉ~ん!!!
ちなみに10元で3回つけます。
おっと、これは何かな??
参拝客が柵の外から何かを投げ入れてるんだけど・・・。
あっ! 硬貨がいっぱい!
なるほど~、外からコインを投げ入れて、お願い事をする場所だったんだ。
・・・と思ったら。
“文化財保存のため お線香とコインは投げないでください”
・・・投げたらあかんやんっ!!!
気を取り直して。
この雍和宮はとても広く、いくつもの建物が南北に並んでいます。
ひとつひとつ参拝しながら進んでいくのだけど、どの建物でも。
色鮮やかな天井。
そして日本の仏像とは趣の違う、迫力ある仏像。
参拝客は束になったお線香の中から2~3本ずつ取り出しては、
建物前で火を点けて、
熱心にお参り。
こうして一番端の建物まで参拝を続けるのでした。
一方勝手がわからない私たちは、お線香なかったけどお参りし、
1度回すと1回経文を唱えたことになるという“マニ車”をぐるんぐるん回し、
屋根の上ににゃおっぽいのがいる~!とはしゃぎ、
狛犬にふんづけられているチビっこいのに肉球があるのかどうか確かめたりしながら、真冬の雍和宮を後にしたのでした。
それにしてもお線香、デカいです。