北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

円明園 遺跡のトイレは残念トイレ

2012-07-17 17:21:52 | 北京暮らし おでかけ編

昨日ご紹介しました円明園の迷路。

その迷路がある一帯は『西洋楼遺址区』と呼ばれる部分で、アロー戦争の際に英仏軍に破壊された離宮跡が残されています。

 

 

 いかにも貴重と思われる遺跡跡が。

 

 

 

すっかり単なる写真スポットに・・・。

 

 

 

なんのこっちゃ?

 

 

 

登ってはいけませんの看板。

 

 

 

もはや、立てておく必要はあるのか?

 

 

 

 

 

いやはやそれでいいのか?状態の遺跡なのだけど、どうやら数年前に遺跡保護プロジェクトが発足したらしく。

 

 

 

一部はこのように立ち入り禁止となっています。

 

 

 

が、今でこそ立ち入り禁止の部分にも、以前は人が観光客がドカドカ登っていたのだから、本来の姿はもっと違ったものだったかも。

 

 

さて、中国の観光でネックと言えばトイレ。

円明園のトイレもこれまた残念トイレでして・・・。(お食事中の方はご注意を)

 

 

 

外観は割と綺麗。

個室に鍵もついている。(が、鍵をかけなかったために、子供に思いっきり扉を開けられてたおばはんがいた。 そのシーンを目撃するこっちの身にもなってくれ)

 

 

ただ一つ不思議なことは、どの個室からも水を流す音がしないのに中から人が出てくるのです。

これはあれかな? いわゆるボットン式かしら?

・・・などと思いながら個室に入ると。

 

 

 

水洗式でもボットン式でもない、世にも不思議なトイレだった。

 

 

 

見かけは和式の水洗式トイレ。 

が、なぜか。

 

 

 

水を流すボタンごと、壁からほじくりかえされていたウソデショ?

 

 

 

 

コンクリートの壁にボコっと空いた穴。

どうやらここに、水洗用のボタンがあったと思われます。

 

 

 

・・・・・って。

 

 

 

それ、一番持っていったらあかんやつやろ。

 

 

 

個室内の光景は見なかったことにして、そのまま静かにトイレをあとにしましたが、久しぶりにトイレの洗礼を受けたショックで先ほどの素敵な遺跡が。

 

 

 

おどろおどろしく見えたのでした。

 

 

 

円明園。 遺跡保護もいいが、トイレの保護もほんと、よろしくお願いします。

 

 

 

クラクラするお話の後はお口直しということで。

 

 

 

とりあえず蓮の花でもどうぞ。

 

 

 

一面の蓮を見ながら、心を落ち着ける私。

 

 

 

と、その時、遠くに見えるあれは・・・?

 

 

 

 

蓮の中をゆっくり進む船!

しかもエンジン式ではなさそう!

 

 

よし。トイレの記憶はなかったことにして、素敵舟に乗りに行こう!

続きはまた今度。