円明園レポ。最終回です。
今度こそ船頭さんが漕いでくれる船にのるぞ~と船着き場に向かって歩いていたら、『円明園盛時全景模型展』の建物が見えてきました。
最初に買ったチケットに入場料は含まれているので入ってみたら。
模型、ど~ん!!!
公園がデカけりゃ、その模型もデカい。
なんでもデカい北京です。
これは・・・。ズルする人が続出の迷路ですね。
サクッと見て、目的の船着き場へGO!
遠くから見ると、こんな風に蓮に囲まれて進む感じが実にいいですね~。
で、実際乗ってみると。
最初に乗った船よりもぐっと蓮に近づけて、そうそう、これですよ私が求めてたのは!
蓮の花が、手を伸ばせば届きそうなところに。
だからと言って、乗客のおばちゃん。 船頭さんに向かって
「あの蓮、取ってもいいん?」
とは普通聞かへんやろ。
船頭さんが静かにたしなめたので、蓮の花はこうして今も無事に咲いているのでした。
めでたし、めでたし。
蓮に囲まれ舟は静かに・・・じゃなかった。
まだ若い船頭さんにやたら話しかけるおばちゃん達の声でにぎやかに、15分ほどゆ~っくり蓮を楽しみながら進むのでした。
ところで。
『蓮祭り』というだけあって、池の周りには屋台もずらり。
中国伝統文化の屋台が並ぶ中。
なんでここで手品???
(ちなみに、他の観光地でもよく手品ショップを見かけるけど、北京は今、手品ブームなのか?)
おっ!
これは以前見た、息を吹き込んで作る飴細工だ。
作っているのは猫。
これを買った人がいたので写真を撮らせてもらったのだけど。
男の子の微妙な表情・・・。
幼心にも飴細工の衛生面に対する不安があるのだろうか。
ちなみに私たちは飴細工ではなく。
こってこてアイスをもぐもぐ。
北京の人ってアイスが好きなのか、大人でもよく買って食べてるんです。それを見るとついこちらも食べたくなってしまいました。
そして。
バナナ。
・・・じゃなかった。
どんだけもろこし好きやねんと突っ込まれそうだけど、なぜか外に来ると買ってしまうトウモロコシ。
皮つきだったからか、他の公園のトウモロコシよりもみずみずしくて、うまうまでした。
ひろ~い円明園。至るところに蓮の花。
・・・だからかどうかわからないけど、蓮祭りならではの不思議中国人、発見。
蓮の葉っぱ、かぶってます。
ま、こちらに至ってはもはや何をかぶっているのかさえわからないのだけど。
以上、蓮は美しく、トイレはえげつない、そして遺跡は写真スポットと化し、人は蓮をかぶって歩く、そんな円明園レポでした。
さて・・・。
円明園の蓮は綺麗だったのですが、つぼみが多かったのがちょっと残念。
そこで今日、別の公園へ蓮を見に行ってきました。
『紫竹院公園』
まさに今、蓮の見ごろでした!
こちらのレポはまた今度。
蓮の葉っぱ。確かに日除けになるかも。