スパイサー米大統領報道官が
1月31日の記者会見で
トランプ大統領が署名した
イスラム圏7カ国の出身者を
一時入国禁止にした大統領令について
入国禁止ではない
米国の安全を維持する審査の制度
と述べた映像をみた
その中でスパイサー報道官は
詳しい数字は忘れたけれども
入国できなかったのは
何十万人の中のたった130人程度だ
みたいな発言をした
その発言をきいたとき
耳を疑った
アメリカの大統領報道官が
その立場の人間が
堂々といってのけたその言葉に
恐ろしいものを感じたのだ
犠牲はつきもの
みんながみんな幸せな世界はない
それは重々わかってるけど
それを正義だといってのけた
その犠牲のうえに
大きな幸せがあるのなら
犠牲になるものたちのことは
どうでもいいのだろうか
そこを威圧的に力でおしてくるあたり
アメリカらしい
日本に原爆をおとしたことでさえ
そのおかげで
戦争が早く終わりよかったと
考える人が多い国だ
昨年オバマ大統領が広島を訪問
したときには
こんな状況は想像できなかった
自国のことだけを考えて動けば
そこには亀裂がはいり
反発が起こる
それは国だけではなくて
個人でも同じだ
変化を求める人にとっては
これはいい機会であり
新しいものが生まれる
そういうチャンスかもしれない
情勢を見誤り
保身にかかると
動きがとれないなんて
事になるかもしれない
世界がかわるのなら
それにあわせて進化が必要だ
だけど
あなたもOK私もOKで
いられない世界は
殺伐として愛がない
いまや、日本は
ヒステリックに
攻撃してくる国にかこまれている
報道を見る限り
どうにも怒りがこみあげる
日本もこのまま
自国愛に走り
少事は大事のためにきりすてる
そんな国になるのだろうか
本当の強い国は
そんなことはしない
周りを恐れるものが
他を攻撃してくるのだと思う
攻撃されたときには
ちゃんと向き合って
こちらの立場をはっきりさせ
意見をいい話し合うべきだ
うやむやにはできない
でも攻撃はしないよね
少なくとも
犠牲ありきの発言を堂々と
恥もなくする国には
なってほしくない