ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『かくかくしかじか』『主に泣いています』

2017-08-12 22:14:49 | 
『かくかくしかじか』 東村アキコ 集英社
 マンガ。自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られながら、美大をめざす。少女まんが家を夢みたあの頃を描く。
 おもしろくて、ちょっとほろりと悲しい。若い時にありがちな、見ないふりをして逃げたリということが私にも心当たりがあり、共感できる。一話の最後に情緒的なことが語られ、これからの展開が悲しいものではないかと思わされる。そして、最終巻は号泣だった。マンガ大賞受賞作なのも納得。

『主に泣いています』 東村アキコ 講談社
 マンガ。あり余る美貌が故、絶対的不幸に苛まれる美人絵画モデル・紺野泉(こんの・いずみ)と彼女をとりまくちょっと変わった人々を描く。
 おもしろかった。トキばあの突然始まる寸劇と 好意を寄せられないためにする泉さんの仮装が、最高。
 実は、私は先にドラマで見ていた。ドラマのキャスティングをした人は、すごいと思った。泉さんを演じる菜々緒さん、つねちゃんを演じる草刈麻有さん、こももを演じる加藤諒くん!漫画とイメージがぴったり。しかし、何といっても青山仁の妻を演じた安達祐実ちゃんが最高だった。あの演技を見た時は、安達祐実ちゃんスゴイと思った。マンガの原作を読んで、安達祐実ちゃんは忠実に演じていたのだと知り、すばらしいと思った。
コメント
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