ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『終りなき夜に生れつく』

2017-08-25 21:13:42 | 
 店の改装があるので、仕事が忙しい。発注されていない、安い値段で発注されている、追加発注ができない等々。バイヤーの問い合わせに忙殺されて、本来の仕事がなかなかできずに残業。疲れてへろへろだったが、晩ご飯に作ったツナとミニトマトの冷製パスタがおいしくできて、ちょっと元気がでてきた。明日も仕事だけど、がんばろう。

『終りなき夜に生れつく』 アガサ・クリスティー 乾信一郎訳 早川書房
 誰が言い出したのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。だが、僕は魅了された。なんとしてでもここに住みたい。そしてその場所で、僕はひとりの女性と出会った。彼女と僕は恋に落ち、やがて……。クリスティーが自らのベストにも選出した自信作。
 さすがやなあ、クリスティー。こいつが怪しいと思いが、読み進めるうちにあの人もこの人も怪しく思え、共犯ではないかと疑い。最後はちょっとビックリの展開だった。しかも、クリスティーが何十年も前に今でいう〇〇を描いていたとは。(ネタバレになるので、〇〇は言わない)探偵は出てこない作品なので、探偵ものが好きではない人にもおススメ。
 表題は、ウィリアム・ブレイクの詩がもとになっている。私は、実は、ウィリアム・ブレイクの詩集を2冊持っている。だが、まだ読んではいない。読んでみなくては。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする