YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

東京で洞窟探検〜大岳鍾乳洞ー

2025-02-21 18:23:00 | お出かけ情報
先週の話になりますが、都心から90分。あきる野市にある大岳鍾乳洞へ行ってきました。



こちらの鍾乳洞は、昭和36年に発見され、発見されたご夫婦が手掘りで開洞。その後の維持管理をされてきたそうです。旦那さんをなくした後も奥様が100歳まで受付に立ち、現在は孫夫婦が業務を引き継いでいるとのこと。


全長300mとのことですが、かなり狭い道もあり、登ったり降ったり、腰をかがめたりと、冒険感たっぷり。



光の射さない洞窟内にはランプが点々と常備されているので、困ることはありませんが、周りの様子をじっくり見るには懐中電灯があると便利です。

この奥にウミユリの化石があります。
柵がある上に、暗いので観察するのも一苦労。



鍾乳石や石筍など、長い年月をかけて作られた貴重な自然の造形を見ることができます。









秋芳洞や龍泉洞など有名な鍾乳洞のようなダイナミックさはありませんが、秘境感というか、探検気分は抜群です。



今回は出会えませんでしたが、前に行った時にはコウモリにも遭遇しました。

2019.12.1

コウモリ傘とはよく言ったもので、本当に傘みたいにぶら下がっていました。

詳しい方の話では「キクガシラ」という種ではないかとのこと。こんなふうにきっちり羽を畳める種は意外と少ないそうです。

こちらの大岳鍾乳洞へのアクセスは

武蔵五日市駅からバスで35分。
そこから徒歩35分ほど。
車で行けば90分ですが、公共交通機関だと150分はかかります(^^;;

そして、山道はついつい立ち止まることが多いので、バス停からは1時間かかりました(笑)


大きなつららを見つけたり、鳥を観察したり…

採石場や、その横のトンネルのような道を通り抜けます。




この先に本当にあるのかと思われるほどの廃道感。

でもちゃんとあります!!!

こちらはチャレンジコース(高さ60cm)

入り口にはこれくらい低いところがありますよ〜という目安の実物モデルも置いてあります。


そして、注意書き!

・足腰の弱い方
・体力に自信のない方
・妊婦されている方
・赤ちゃんをおんぶ、抱っこの方
・大きい荷物をお持ちの方
・ハイヒールを履いている方
・ペット同伴の方

以上の方はあきらめましょう。

ちなみにご飯を食べるところやカフェなんかは周囲にいっさいありません。もちろんコンビニもありません。あるのは山だけ。
バスも1時間に1本とか?

でも、お楽しみもありますよ。バスで駅の近くまで戻ったところにある温泉施設が良い感じです。



泉質もいいし、露天の雰囲気も素敵。
混んで入るものの入れないほどではなかったですが、冬でこれだと季節によっては激混みなのかもしれません。秋川渓谷の中心地なので、新緑や紅葉のシーズンはきっといいんだろうなぁ。

よろしければ動画もお楽しみください↓





今週末1週間お疲れ様でした。
明日もいい日になりますように♪
三連休らしいですよ!!


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国産レモンでレモネード

2025-02-20 08:06:00 | 食べもの
小田野フラワーガーデンの帰り道、直売所で国産レモンのつかみ取りなるものをやっていました。



手は大きい方なんです。
挑戦したところ、なんと4個もつかめました♪

夢中になっていたので、写真は友人がこっそり撮っていてくれた上の1枚だけ。

家に帰って検証しました(笑)


なかなかのサイズでしょ?
お店の人も大いに盛り上がってくれました。
見えないところにもう1つあるんです↓



ね。4つ掴めました。友達が言うには指が5本だから、つかめるのは4つまでだそうです。なるほど理系の人はそうやって日々考えているんだな。

さてさて、せっかくの国産レモン。



輸入ものは、皮に防カビ剤がついていて、使用に適さないのですが、国産のものは安心と聞きます。

まずはよく洗って、それからザクザク切りました。



包丁を使うのが下手なので、綺麗に薄くスライスするのは手間がかかります(^^;;

切りやすいところだけ輪切りにして、あとはザクザク切りました。



あとは砂糖につけるだけ。
レモンの砂糖漬けの完成です。



砂糖漬けとして食べるなら、翌日から3日間くらいが食べ頃。シロップとして使うなら、少なくとも1〜2ヶ月は問題ないかと思います。これくらいの量なら食べ切ってしまうこと間違いなし。

ジャムと同じで、瓶は殺菌しておくほうが、カビなどを防ぐことができます。



その身食べてもいいけれど、親で割って、ホットレモネード。

生姜を加えてジンジャーレモン

まだまだ寒いので体が暖まります。



今日もいい日になりますように♪


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アートなひととき〜東京ステーションギャラリー〜

2025-02-19 08:11:00 | 博物館・植物園・美術館・研修会なと
先日、ランチからの小石川後楽園のあと、せっかくなので、東京ステーションギャラリーにも寄ってみました。



明治41年から6年かけて作られた東京駅丸の内駅舎。日本最大級の煉瓦造りの建物は、日本の近代化の象徴的存在。

戦災で消失してしまった南北のドームが復元されたのが平成24年。東京ステーションギャラリーの歴史はそれよりも古いのですが、、ドームの復元工事とともに改装されオープンしました。

創業当時のレンガの壁が保存されていたり、内部の構造が見えたりと、施設そのものの魅力も十分な美術館です。



今回は「宮脇綾子の芸術〜生誕120年、見た、切った、貼った」展を見てきました。「今回は」なんて書くと日頃から行っている
みたいですが、基本、芸術音痴です(^^;;

でも、これはおもしろかった! 
ハマりました。

野菜や魚、道具など、身近なものを徹底的に観察したという宮脇さん。それをスケッチし、最終的には対象物をアプリケという手法で表現されています。

アプリケという細かな表現には不向きな手法で表すため、細部はデフォルメされ、また布の持つ独特な風合いや柄の配置による表現は、見ていてその世界観にぐんぐんと引き込まれました。

残念ながら館内は撮影禁止。美術館では基本ですかね。

スケッチに添えられた文章も素敵だったのですが、記憶に留めきれなかったことが悔やまれます。メモとってくればよかったなぁ。


庭のクリスマスローズが開いてきました。
週が明けて寒気は戻ってきましたが、やはりどことなく春めいてきたと思うのは、思い込み?

雨水に入ったので雛人形を飾ってみました。
紙でできたやつですが(笑)








今日もいい日になりますように♪


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土脉潤起(雨水初候)

2025-02-18 07:00:00 | 七十二候

2月18日〜22日頃
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☀️横浜の日の出は6:25
🌙横浜の日の入りは17:30頃
⭐️
今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)
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雨水初候

土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

脉は脈のこと。冷たい雪が雨に変わり、大地に潤いを与える頃。あたたかな雨が、凍てつく大地を起こしてくれます。



ひと雨ごとに春の足音が近づいてくる季節です。



とはいえ、まだ気温が上がりきらないこの季節。こんな季節は味噌の仕込みに最適。いわゆる「寒仕込み」ってやつ。



我が家では、友人主催のワークショップのお世話になり、味噌を手作りしています。

考えてみれば、材料の大豆もさることながら麹菌という微生物にに助けられて、我々の食は満たされるわけです。他にも、ぬか漬けやキムチ、醤油に納豆、お酒やお酢、チーズやヨーグルト…

微生物たちが繁殖を繰り返し、食材の成分を変えてしまうのが発酵。食品を発酵させる微生物が「善玉菌」。腐敗させてしまう微生物が「悪玉菌」こんな解釈でいいんですかね?


味噌造りのお話はこちら味噌を仕込みました

友人の話によると、手作り味噌は、麹菌と一緒に自分の手についている常在菌も味噌に棲み着くことになるため、体のためにとてもいいんだとか?

我々の暮らしは、ほんと、いろんな生き物たちと結びついているものです。
除菌、除菌と騒がれて、「菌」が全て悪いみたいな風潮が無きにしも非ずですが、「菌」はわれわれの生活に生きているのです!!

生き物の動きが始まるこの季節、命のつながりについて考えてみたりします。みんな大切


なお、今年はこれまでの味噌がまだ残っているので、味噌作りは一回休憩かなって思っています。



【季節のマイガーデン】

この季節、球根たちの動きが活発に。 

芽を伸ばし始めたクロッカス

小さな黄色い花が楽しみなミニスイセン

葉っぱが伸びてきたムスカリ


蕾をつけたクリスマスローズ


クリスマスローズはそろそろ開花♪






【季節の野草】

草むらの雑草たちも勢いが増してくる頃。



うかうかしているうちに季節はどんどん進んでしまいます。まだかわいらしいうちに雑草なアレンジメントはいかがですか?

雑草のあるリビング




今日もいい日になりますように♪


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二十四節気No.2【雨水】

2025-02-17 22:09:00 | 二十四節気
雨水は二十四節気の第二。太陽黄経が330度のときで2月19日ごろ。

雪が雨へと変わり、寒さも峠を越える頃。春いちばんが吹き、鶯の初鳴きを耳にするのもこの季節。山に積もった雪も溶け出し、田畑を潤すことから農耕の準備を始める目安とされてきました。

本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ることもありますが、次第に春らしい風景が目立ってきます。小さな春を探して散歩する足取りも軽くなる季節。


〜七十二候のページ〜

初候(2/19頃〜)土脉潤起
次候(2/24頃〜)霞始靆
末候(3/1頃〜)  草木萌動


〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。


〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜



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