YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

まさかの風圧!ホシホウジャクのホバリング〜

2024-10-25 11:33:00 | 昆虫・蜘蛛
先週の土曜日、野川公園は行きました。
その時見た秋のサクラの話はこちら

今回の主役は長い口吻をもつ、こちらのホシホウジャクです。



ホウジャクは蜂のようなスズメガ(雀蛾)ということで、蜂雀(ホウジャク)

お腹に白い星があるから星蜂雀とのことですが、どれが星???



さてさて、長い口吻で上手に蜜を吸う様子はこちらの記事で描きました。

今回は2cmほどしかない、この小さな蛾がホバリングの時に巻き起こす風について!!!



カメラを向けていたら近づいてきたホシホウジャクから風を感じてびっくり。上の写真は、より風を感じようと手を近づけている様子(笑)

蜜を吸うのに夢中なのか、意外と逃げない。

スズメガの仲間は、どれもほっそりとした三角形の翅をもち、これをすばやく羽ばたかせて、種類によっては時速50km以上の高速で移動するそうです。すごいΣ( ̄□ ̄;)

空中に静止(ホバリング)しているときは、「1秒間に70回羽ばたく」との記載を見かけました。それが正しいのかは定かではないのですが、とにかくあの小さな体からは想像つかないほどの風を巻き起こしていることに違いはありません。



風を感じながら観察をしていると、意外と的外れなところに口吻を挿仕入れていることがあることに気づき、笑ってしまいました。

さすがに百発百中というわけでもないんですね。いずれにしてもすごい体力!!!

「風圧」についてネットの海を探索してみましたが、これといった記事に出会うことはできませんでした。

代わりにホウジャクの高いホバリング力を、「航空機の墜落防止に生かす」研究についての記事を見つけました。記事の内容は難しすぎましたが、同じススメガの仲間のオオスカシバは花びらに片足をついて蜜を吸うそうですが、ホウジャクの仲間は花びらに足を乗せることなく、蜜を吸うことができるそうです。もはや神技!!!



ススメガの仲間は、ハチドリと間違えられることがありますが、ハチドリは南北アメリカに生息しています。確かによく似てるんですよねー。でも鳥ではなく昆虫です。

昆虫すごいぜ!!!!!








【本日の寄り道

花苗を買いにきました♪
園芸店横の上島珈琲にて黒糖ミルクコーヒー



今日もいい日になりますように!
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秋に咲くサクラ

2024-10-23 19:28:00 | 樹木
京王線、調布駅からバスに乗り、野川公園へ行ってきました。
秋晴れの土曜日。にぎわう公園の片隅でひっそりと咲く桜の花。



サクラには1年に1回春だけ咲くものと、1年に数回咲くものがあります。



ジュウガツザクラは名前の通り10月から咲き始め、11月に最初のピークを迎えます。

その後は春まで断続的に咲き続けるものもあれば、冬の間は咲かないものもあり、春に再びピークを迎えるそうです。

だいたい秋に1/3、春に2/3が咲くと書いてありましたが、自分で確かめたことはありません。春だけに咲くものと比べ、華やかさに欠けますが、ちらりほらりと咲く姿はどこか儚げで秋に似合う気もします。


こちらはコブクザクラ。
こちらも10月頃から春まで断続的に咲くそうです。

漢字で書くと子福桜。
一つの花の後に複数の実をつけることから、「子宝に恵まれ福を呼ぶ」という意味らしいです。

まだ実を観察したことがないのですが、冬にも実をつけているらしいので、この冬は探してみたいと思っています。





明日もいい日になりますように!


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1泊2日!おひとり様の尾瀬ハイク!

2024-10-22 07:00:00 | お出かけ情報
今回の尾瀬歩きは久々にソロハイク。
人と歩く楽しさと、1人で歩く自由感。どちらも捨てがたい!!!

1人なら寝坊しても安心!?
3時間も寝坊して、鳩待峠を12:30に出発。
コースタイムで見晴を目指しました(^^;;






人間やればできるもので、なんと鳩待から3時間。15:30には見晴の山小屋にチェックイン。16:00には優雅にコーヒータイム♪

1泊だからこそ味わえる贅沢な時間。
この日は、夕暮れも、星空も、翌日の朝靄も、珍しく天候に恵まれました。
サイコー(≧∀≦)

翌日は尾瀬沼経由で大清水へ。










秋はきのこと木の実の季節!
ただ、今年の尾瀬は紅葉も赤い実も例年よりも少ないような…。
でも、

「あの日、あの時、あの場所でしか出会えない」 

そんなものがあるのです。
人も自然も一期一会!!
ほら、小田和正さんの歌声が聞こえてきませんか…(笑)

さあ、今日も新たな出会いを楽しみに一歩を踏み出しましょう♪



詳細はこちらどちらも3分ほどの動画です)
↓↓↓












朝靄の中に現れる白い虹

2024-10-21 08:08:00 | 
10月11・12日で尾瀬に行ってきました。
四方を山に囲まれたその中に、日本最大の高層湿原である「尾瀬ヶ原」が広がっています。

 

湿原の水が早朝の放射冷却で冷やされ、もやとなって立ち昇る幻想的な風景が見られるのも尾瀬の魅力の一つ。

この日も夜明け前の湿原は、濃い靄で覆われていました。この靄は気温の上昇とともに、温められた空気によって上空へと移動していきます。

上の写真の20分後には、湿原の遠くに木の姿がうっすらと現れました。



だんだんと空が白み、燧ヶ岳の東肩がオレンジ色に染まってきましたが、まだ日の出には遠い5:30。



一度、山小屋へ戻り朝食を食べることに。
そして、1時間後に湿原へ戻ってみると、ちょうど朝日がのぼってきたところでした。



まだ靄が地上にとどまっている中での太陽の光。この条件下、太陽の反対側に白い虹が現れることがあります。


振り返ると白い虹の足元がみえました。
それを辿ってみると…。

白虹です!!!
正確には霧虹。



通常の虹は大気中の雨(水滴)に光が反射し、プリズムのように分光されて七色になります。一方、霧に反射してできる霧虹は、水滴がより細かいため、全ての波長の光が同じように散乱し、白色になるのだそうです。


この白い虹を見るためには、自分自身も靄の中にいること、そして強い光が自分の背後からさすことが条件だそうです。通常、靄は気温の上昇とともに空へ登ってしまうので、この条件を満たすことはなかなか難しそうですが、盆地状の地形と湿原を併せ持つ尾瀬では、出現のチャンスがだいぶ高くなります。

とはいえ、実は40年近く尾瀬に通って、ようやく見られた今回の白虹。
いや、本来ならもう少し見られてもいいのですが…



感動もひとしおです。

10月ということで、霜降る朝を期待していたのですが、気温が下がらなかったおかげで、この素晴らしい風景に出会うことができたのかなぁ…。

自然はその時その時で、本当にさまざまな表情を見せてくれるものです。





朝露も美しく、最高の朝となりました。
@尾瀬国立公園・見晴地区



今日もいい日になりますように!


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スーパームーンと月暈

2024-10-18 17:22:00 | 
お久しぶりです。
だいぶ長い間、休眠していました。
ぼちぼち再開しなくては…、と思ってはいるのですが、モチベーションというか、このブログの方向性というか、ちょっと迷子になっています(^^;;

そんな中ではありますが、昨夜の月暈(げつうん)があまりに綺麗だったので、久々の更新。



月暈は月にできるハロです。「げつうん」とか「つきかさ」と読むようです。

月の光が大気中の細かい氷の粒に反射・屈折して起こります。ハロは光源の周り、半径約22°にできるのですが、半径9°にもできることがあり、二重の輪になります。

肉眼では分からなかったのですが、昨夜の月暈もうっすらと二重円。



昨夜は月が地球に最接近するスーパームーンということで、ニュースでは「3割増しの明るさ」と言っていました。

月と地球の距離は38万kmと言われますが、月の軌道は円ではなく楕円のため、近づいたり離れたりしているそうです。

もっともスーパームーンという言葉は天文学の正式な用語ではないそうですし、実際に見ても、大きさの違いをはっきり感じることは難しようです。


10.12am4:00@尾瀬

さてさて、気づけは冬の星座も登ってくる季節。気づけば秋真っ只中。紅葉や木の実の季節ですね。

明日は木の実拾いに出かける予定です。




【今日の朝ごはん】
・ホットケーキ
・ベーコンエッグ
・ブロッコリー
・コーヒー


明日もいい日になりますように!
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