まだ続いていました。尾瀬シリーズ。だんだん地味な花になってきました(^_^;)
でも、紹介しちゃいます。
まずは、こちら、葉緑素を持たない植物「ギンリョウソウ(銀竜草)」です。腐生植物の代表格。腐った有機物から栄養を得て育ちます。よく調べてみたら、その過程で、キノコの仲間と共生しているようです。なにやら複雑な生き方。
写真に写っている銀色の竜のような形をした部分は、ギンリョウソウの花と花茎で、地下茎から直接立ち上がっています。つまり、ギンリョウソウには葉はありません。ちょっと考えれば、光合成をしないんだから必要ないんですけど、なんだか不思議です。真ん中の黒く見える部分は雄蕊の集まりのようです。一応虫媒花のようで、種子を作ります。葉緑体がなくても種子植物に分類されるのはそのためです。
自然界には様々な生き方があるものだと、知れば知るほど不思議な思い…。
ちなみに暗がりで色素ももたずに咲くこの花を、薄気味悪く感じる人もいるようで、「ユウレイダケ」の名前で呼ばれることも…。きのこのなかまにされちゃってますね(^_^;)
「マイヅルソウ」です。少し高地の山林に行くとみることのできる植物です。葉っぱと葉脈の模様から、鶴が羽を広げたように見えることから名前が付きました。秋になって、小さな丸い実が赤く色づく姿もかわいらしいです。
「ズダヤクシュ」。尾瀬では林床でよく見るられる植物です。ズダって信州の方言で喘息のことらしいです。「ずだ薬種」。つまり、喘息のお薬になるんですね。
「タニギキョウ」。林床の暗がりに生える小さな花です。とっても小さくて地味ですが、けっこうたくさん咲いていました。
最後はこちら。すでに雑草の域に入ってきました。「ケキツネノボタン」。里山でも普通にみられる植物です。
さあ、紹介できるネタもあとわずかになってきました。明日の夕刻の更新で尾瀬シリーズはラストです。
でも、紹介しちゃいます。
まずは、こちら、葉緑素を持たない植物「ギンリョウソウ(銀竜草)」です。腐生植物の代表格。腐った有機物から栄養を得て育ちます。よく調べてみたら、その過程で、キノコの仲間と共生しているようです。なにやら複雑な生き方。
写真に写っている銀色の竜のような形をした部分は、ギンリョウソウの花と花茎で、地下茎から直接立ち上がっています。つまり、ギンリョウソウには葉はありません。ちょっと考えれば、光合成をしないんだから必要ないんですけど、なんだか不思議です。真ん中の黒く見える部分は雄蕊の集まりのようです。一応虫媒花のようで、種子を作ります。葉緑体がなくても種子植物に分類されるのはそのためです。
自然界には様々な生き方があるものだと、知れば知るほど不思議な思い…。
ちなみに暗がりで色素ももたずに咲くこの花を、薄気味悪く感じる人もいるようで、「ユウレイダケ」の名前で呼ばれることも…。きのこのなかまにされちゃってますね(^_^;)
「マイヅルソウ」です。少し高地の山林に行くとみることのできる植物です。葉っぱと葉脈の模様から、鶴が羽を広げたように見えることから名前が付きました。秋になって、小さな丸い実が赤く色づく姿もかわいらしいです。
「ズダヤクシュ」。尾瀬では林床でよく見るられる植物です。ズダって信州の方言で喘息のことらしいです。「ずだ薬種」。つまり、喘息のお薬になるんですね。
「タニギキョウ」。林床の暗がりに生える小さな花です。とっても小さくて地味ですが、けっこうたくさん咲いていました。
最後はこちら。すでに雑草の域に入ってきました。「ケキツネノボタン」。里山でも普通にみられる植物です。
さあ、紹介できるネタもあとわずかになってきました。明日の夕刻の更新で尾瀬シリーズはラストです。