立春を過ぎ、この歌の歌詞が頭をよぎる季節。子どもの頃唱歌好きだった母から習った歌。習ったというか、母が唄っていたのを覚えたのかな?
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ドウダンツツジ
ミツマタ
今頃は石川県白山市にある白峰村の雪だるままつりを楽しんでいるはずだったんですけどね(^^;;
ウメ
そういえば、母は童謡や唱歌をよく歌っていました。それで私も小さい頃からたくさんの童謡や唱歌に触れる機会があり、おそらく同年代の方々よりもたくさん知っていると思います。もうだいぶ忘れてしまったものもありますが、こうした経験が、自分の中の自然観につながっているなあと、今更ながら母に感謝。
スイセン
その中でも、この「早春賦」はメロディが耳に心地よく、好きな歌の一つでした。
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春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り あしは角(つの)ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り あしは角(つの)ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
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子どもには難しい言い回しがあるのですが、なんとなく雰囲気で歌っていたように思います。
ツバキ
「春は『名のみの』」なんて、大人になってようやく漢字と一致したときは衝撃が走りました。「なのみの」というのは「なごむ」の親戚くらいに思ってましたから(笑)
あと「アシは『角ぐむ』」という意味は、調べると、
アシなどの草木の芽が角のように萌(も)え立つこと。芽ぐむ。
ドウダンツツジ
とありますが、実際にアシの芽が出てくる様子はツンツンとツノのようで、なんて素晴らしい表現なんだと気付かされたり。
(残念ながら写真がなかった…)
ミツマタ
そして、この歌でいちばん共感を覚えるのは3番の歌詞!!
"春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを"ほんと、それ。
「立春」と聞いてしまうと、ついつい「春」を期待してしまう。
けれど、実際は日本全国大寒波到来!!!
今頃は石川県白山市にある白峰村の雪だるままつりを楽しんでいるはずだったんですけどね(^^;;
今朝の積雪は245cmだったそうですが、「まつり」は開催されているようです。さすが豪雪地帯!!!雪に負けない!!!!!
またいつか、行けたらいいなぁ。