上野の森美術館で開催されていた「世界を変えた書物展」へ行ってきました。
会期ギリギリ滑り込みセーフ。
こちらの展示は、金沢工業大学が、工学
いう視点で収集していた、科学的発展、技術的発明に関する書籍の原本や初版本のコレクションを、広く一般に公開したものです。
展示の根幹を担ったのは金沢工業大学の院生と学部生とのこと。
膨大な書物の中から、展示する書物を厳選、それらの書物同士の関係性が一目で分かるような空間デザインを担当教授とともに練り上げたとのこと。
スケールの大きすぎる文化祭ってこと!?
この展覧会を見ることは、人類の知性を巡る旅のようなもの。
地球の謎、自然の摂理の数々を解き明かしてきた研究を書き記した書物たち。それらの初版本が一堂に会するという会場には得体の知れないエネルギーが渦巻いているかのようでした。
いや、このエネルギーは単なる人の多さからくるものか…(^^;;
科学などというものに、精通してはいないわたしでも、聞き覚えのある科学者や有名な法則の数々。
そういうものが書き記された書物の数々。
これまた門外漢ではありますが、当時の書体、挿絵の美しさ。
もちろん、これらの本は現代語訳されていたり、挿絵の一部は教科書などに掲載されたりするわけなのですが、初版本であるということの魅力はこれまた計り知れません。
本の背表紙も見ることができるよう、貴重な本たちは、鏡の上に展示されていました。
で、今回展示されている本の中で、わたしがいちばん見てみたかったものがこちら。
チャールズダーウィン著「種の起源」
こちらは東京のみの特別展示品らしく、背表紙が見えるような展示にはなってなかったのですが、初版本の持つこの風格!!
これが、世界を変えた書物!!!
進化論が論議されるきっかけとなり、世界を大きく動かした1冊!!!!!
この人混みの中、見つけ出せてよかったー
自分にもっと知識があれば、おそらくここに展示されていたどの本を見ても同じように深い感動に酔いしれることができたに違いありません。
そして、これらの書物に書かれていることは、それだけでも感動に値する発見なのですが、それらが絡み合い、ぶつかり合い、新たな学説を引き起こし、現代まで脈々と引き継がれ…、我々人類の叡智の礎となっているのだと、その関わり合いに想いを馳せることができました。
こちらの展示、残念ながら、すでに会期終了。
まだまだ見足りない思いなので、できることなら、また開催してほしいなと切に願っています。
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