さ変形菌という生き物をご存知でしょうか?
↓↓↓
きのこのように子実体を作り、胞子を飛ばします。
しかし、その胞子は発芽した後、アメーバに変形、次第に大きく成長します。やがては菌糸を縦横無尽に伸ばしては移動し、きのこやバクテリア、植物体などを摂取します。
「変形体」と呼ばれる時代です。移動のスピードは種類によりますが、1時間に数センチというのが平均値?
落ち葉についていた変形菌を持ち帰ったのが11月の終わり。
↑その落ち葉を拡大したものです。かなりぼやけてますが、黄色いのが変形体。白いのは史実隊らしきもの。
上の写真は採集した里山で撮影したものなのですが、家に着くと、黄色い変形体の姿は見えなくなっていました。
せっかく持ち帰ったのだからとタッパーに寒天培地(寒天と水だけ)を作り、飼育スタート。しかしながら3日ほど観察しても変化がなく、そのまま放置していました。
ところが3週間ほどして、みてみると、寒天の上にうっすらと変形体が!!!
こうなると興味を掻き立てられ、ここ数日観察したのがこちら。
米を置いたら移動して、おおいつくしています。排泄もするらしいのですが、そのあとはよくわからず…。
枯葉についていた新たな子実体も日に日に変化しています。
これは、おもしろい!!!
古い培地から新しい培地へお引越し
↓↓↓
米と麦を置いてみると、麦の方へ移動したようです。
これは、ハマるなぁ。
ちなみに冒頭の写真は裏高尾で発券したツノタマホコリの仲間?
変形菌は世界では800種類を超えるそうで
色や形、大きさもさまざま。とてつもなく深い沼に引きずり込まれそうな今日この頃…