スズメが子育てをしていると教えていただき、早速見に行ってみました。
声をたよりに見上げると、「雨どい」から顔をのぞかせているひなを発見しました。
なるほど!スズメというのは人の生活のすぐそばで繁殖を行うときいたことがあります。上手に巣作りするものです。毎日すぐ横を通っていたのに、まったく気づいていませんでした。たしかにひなの声は聞こえていたのになあ…。
スズメは、人に対する警戒心はちゃんとあるくせに、天敵などから身を守るためにあえて人のそばに巣をつくるのではないかと考えられています。たいがいは、人の身長より高いところで、近くでありながら、今回のように人にきづかれていない場合が多いらしいのです。しかも、今回のように雨樋を利用したり、瓦の下や換気扇カバーの中、煙突やプレハブの鉄骨の隙とか穴などをちゃっかり利用することも多いのだとか。直径3cmほどの隙間さえあれば入り込んで営巣することができるそうです。もちろん自然の中では、木のうろなども利用しますが、ツバメの巣やスズメバチの巣を拝借することもあるようで、たいしたちゃっかり者なのです。
親鳥が飛んできて、雛に餌を与えているところです。大きな口を開けて、餌をもらっていました。餌をもらったひなは後ろにさがり、次の雛が顔をのぞかせます。親鳥は餌がなくなると、すぐにまた餌探しへと飛び立っていきます。そして、間髪入れずにもう1羽。どうやら夫婦で餌探しをしているようです。
ひなの数は確認できませんでしたが、図鑑で調べたところ通常は4~8個の卵を産むんだそうです。孵化までに2週間。巣立ちまでに2週間程度かかります。
翌日、もっとよく観察してみようと、フィールドスコープと三脚をかついで出勤してみました。
…が、すでに巣立った後で巣はものけの殻でした(泣)
シジュウカラにしろ、スズメにしろ、こんなにも身近で繁殖しているのだと改めて知りました。たしかに、日頃これだけ目にする鳥たちなのですから、身近に巣があっても何の不思議もありません。改めて日頃の観察力のなさを思い知らされたと同時に、今後は積極的に鳥の巣探しをしてみたいなあと興味をもちました。
すてきな情報、お待ちしています。