ヨーロッパブナの森のあるピレネー山脈の麓。そのあたりには、ブナ以外にも日本で見かけるような植物が多数咲いていました。
詳しい種名はわかりませんが、そんな植物たちを今朝は紹介したいと思います。
最初の写真はムシトリスミレ。
スミレと名付けられていますが、タヌキモ科の食虫植物。モウセンゴケのように葉から酵素を含む粘液を出して虫を消化して栄養分にします。
こういう輩が生えているということは、あまり栄養状態が良くない土壌ということ。なるほど、これを見たのは峠付近の岩場。
この付近にはツガザクラに似たこんな花も。
標高は1430mですが、雰囲気としては日本の高山っぽい場所ってことなのかな?
まだ雨が小降りだった頃の写真しかなく残念(T_T)
ナルコユリやラン科のチドリっぽい花もありました。
まだまだ勉強不足ではありますが、わたしの目標は「植物を見るとその土地の様子がわかる」そんな風な自然観察力を身につけること。
名前はもちろんですが、それ以上に生態や生きるための戦略みたいなことを知るのはとても楽しいなと思います。
岩場に咲く植物っていうのは、つまりは他の植物たちと競争するよりも、人口(花?)密度の低い魅力の少ない土地を選んだものたち。少ない栄養分の中、強い風にも耐え、花をつけ子孫を残す植物たち。その可憐さ、健気さが花をより美しく輝かせていると思うのは、人間の勝手な思い込みなんですかね?
いずれにしても悪天候の中、これらの花に励まされたことに変わりはありません。そして、スペインは思った以上に日本と似た植物が多かったです(*^_^*)
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