シトシト降り続く梅雨の雨…
今年の梅雨はそんな言葉が当てはまらない変な感じ。ザーッと降ったかと思うとやんでしまうような…。今日も雨かと思っていたら、嬉しいことにお散歩日和になりそうです。
さて、本日は芋虫だらけの記事になります。かなりアップですので、苦手な方はお気をつけて(*^_^*)
まずは、飼育ケースの紹介から
今回、飼育しているのはオオスカシバという蛾の幼虫です。蛹になるときに土に潜るため、飼育ケースにも土を入れてあります。
去年の9月に成虫の観察記録がありました→
オオスカシバ
ちょっとハチにも似た透明の羽を持つ蛾です。幼虫はクチナシを食べて育ちます。
このオオスカシバの幼虫が、私のもとに届けられたのが6/15。最近は職場で不思議な生き物を届けていただけるようになりました(笑)
いただいた個体は2匹で、終齢間近と思われる大きな個体と、その半分くらいの個体。大きな方はひたすら花を食べていました。
6/18に大きな方が脱皮
どうやら終齢幼虫らしく6cmほどもある巨体は、翌日から食欲MAXで、あっという間にクチナシを完食する勢い。
最初はペットボトルで作った簡易飼育ケースで飼育していたので、そろそろ土を入れないといけないかなぁとのんびり構えていたところ、土日を挟んで月曜日に出勤すると大惨事!!
入れてあったクチナシは丸坊主(下の方にある葉は見かねた先輩が私よりも早く入れてくださったもの)になってました。
そして、蛹化直前の茶色く変色した個体が地面を求め、ケースの底に溜まった水と自分の糞の中を必死にうごめいていたのです((((;゜Д゜)))))))
ご、ご、ごめん…。
終齢幼虫に脱皮してからわずか4日目、6/22の出来事なので、ひょっとすると餌がなくなり慌てて次の行動に移ったのかもしれません。
そんなわけで、慌てて新たな飼育ケースを設置しました。
緑色から茶色に変色しています。なんだか顔色悪いみたい…。
土の上に降ろされた幼虫は、かなりの勢いで移動し、潜る場所を探しています。どうやら植物の気配を感じているようなので、土の上にクチナシの枝を挿してみました。
すると、やはりその根元目指して移動し、めりめりとめり込むように潜っていきました。
ものの5分で姿が見えなくなりました。調べてみると、オオスカシバの幼虫は土の中で糸を張って蛹室を作るそうです。土に潜った後も、土の中を移動しているようで、ときどき地面が動きます。夕方以降も動いていたとの目撃情報をいただきました(けっこう注目集めてたみたいです)ので、蛹室完成までには、半日から1日ほどかかるのではないかと…。
現在は、まだ土の中に入ったままなのですが、この後のことを考えるとワクワクします。
オオスカシバは羽に鱗粉がなく透明なのですが、実は羽化したての個体は白い鱗粉をたっぷりつけているらしいのです。そして、羽が乾くと羽ばたきして、その鱗粉を全て落として透明になるんだそうです。いみがわかりませんが、なんだかすごい!!!
土の中で羽化して出てくるというのも、とても不思議で、その様子を観察できたらとは思うのですが、おそらく夜の間のことなので、なかなかお目にかかるのは難しいかもしれません。
それより何より、この週末に羽化しちゃったらどうしよう(T_T)
やはり職場から持ち帰ってくるべきだったか…。
もし見られなかったら、2匹目は土に潜る前に持ち帰ってみようかなぁ…。
小さかった個体も一度脱皮し、あと1回で終齢幼虫になりそうな気配。毎日見てるとだんだん愛着が湧いてきました。
脱皮前
脱皮後
模様が濃くなり鮮やか!!
そしてクチナシの葉をもりもり食べます。
手前の枝は丸坊主
そして次の枝へ移りむしゃむしゃ
らぶりぃ(((o(*゜▽゜*)o)))
ちなみに我が家にいる毛虫は今のところ羽化する気配がなく蛹のままじっとしています。
芋虫や毛虫に愛を感じるのも変な話ですが、やはり飼ってみると情が湧いてくるものなのです(笑)
どちらも羽化して立派な成虫になってくれるといいなぁ…
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