YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

仕事帰りに360度の空〜澁谷スカイ〜

2025-01-28 09:18:00 | お出かけ情報
渋谷が通勤路になってから半年以上過ぎましたが、いまだに乗り換え以外の状況が掴めない田舎者の私。

しかし年明けから、ハチ公口の階段の封鎖やら、エレベーターの新設、改札の封鎖・変更のど、いつもとは違う道を通らねばならなくなり、発見したのがこちら!!



2019年の秋にできた渋谷スクランブルスクエア。周辺ではいちばん高い47階230m。
その45〜屋上が、「渋谷スカイ」という展望施設になっています。

もう5年も前にできた施設なのに今頃ですみませんが、都会の情報に疎い私は半年知らずに通過していました。

渋谷スカイ…

どこかで聞いたことがあるなと思ったら、昨年末に買ったこちらの本で紹介されていたところだーーー。



最近はこんなガイドブックまで出ているんですね。興味津々、読み応えがありました。

その中の東京の星空コーナー




なんと、渋谷スカイでは月に1回のペースで、星空観察会が行われているのです。解説してくれたら、天体望遠鏡を覗かせてくれたりするとのこと。

でも入場料2200円は高いなぁ…。
しかも、事前予約しておかないと、入れないことも多いようです。お天気が悪かったら最悪ですよね。

で、調べてみると何と年パスがありました。

年間パスポート | SHIBUYA SKY

年間パスポート | SHIBUYA SKY

SHIBUYA SKYを365日いつでも利用できる「SHIBUYA SKY PASSPORT(渋谷スカイパスポート)」。季節や時間によって変わる渋谷上空の表情を自由に楽しめる嬉しいパスポートです。

SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE

 
ぽぽ駅に直結のビルなので、帰りにふらっとやれることだし、思い切って年パス購入してしまいました。

これからはカフェに立ち寄る気分で、大空や大宙を眺めてこようと思います。楽しみ〜










今日もいい日になりますように♪


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渡良瀬遊水地でバードウォッチング

2025-01-08 07:00:00 | お出かけ情報
渡良瀬遊水池は栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県にまたがる、面積約3300haの広大な遊水池。羽田空港の2倍以上の広さがあるとのこと。



ほとんどは栃木県らしいのですが、県境が入り組んでいるようです、ところどころで県をまたぐというおもしろい散策になりました。

今回の出発点は、東武日光線の板倉東洋大前駅。

駅から少し歩いたところに「わたらせ自然館」



大谷石でできているという石倉を生かした渡良瀬遊水池に関するインフォメーションセンター。




植物標本の数の多さに圧倒されました。遊水池には660種を超える植物が自生しているとのこと。昆虫の標本も多く、見応えがありました。

ここで自転車を借りて、いざ遊水池へ。



道は平坦で、自転車で移動するには、ばっちり。真っ青な空の下、気持ちのいいサイクリングになりました。







途中、多くの水鳥を観察したのですが、スマホで撮影できたのはカンムリカイツブリくらい。写真はないですが、チュウヒが見られたのは最高でした。


↑双眼鏡ごしに撮影した奇跡の1枚(笑)

葦原にはガガイモが絡みつき、実が口を開いていました。




これ、とっても綺麗な綿毛なんですよね。見つけるとついつい遊びたくなります。




遊水池の途中に道の駅「かぞわたらせ」があるのですが、そこからすぐのところに、「三県境」があるというので、見にいってきました。

田んぼの中、Y字の水路の中にそれはありました。




真ん中にある真鍮製の杭の真ん中が三県境。普通に歩いて見に行くことができる平地の三県境は全国でここだけらしいです。


この辺りは土地が低く、昔から水害が多かったそうです。なるほど、辺りを見渡すと、一段高くして築いている家屋がいくつもありました。

今回は渡良瀬初体験で、様子がよく分かりませんでしたが、駅からすぐの場所で自転車を借りられたり、ボランティアさんによるガイドウォークなどが開催されていたり、その魅力を知ることになりました。

季節を変えて、また訪れて見たいと思っています。




【この日見た鳥】
チュウヒ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、セグロセキレイ、メジロ、マガモ、カルガモ、ヒドリガガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ

活動センターの12月末の記録はこちら↓




今日もいい日になりますように♪


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気球を組み立てる@渡良瀬遊水池

2025-01-07 10:50:00 | お出かけ情報
1月7日
今日は人日の節句。七草粥の日です。

今日は人生初の「気球」の話。

気球はフランスのモンゴルフィエ兄弟によって考案され、人類が初めて空を飛んだ乗り物だそうです。



とても、遠い存在のように感じていましたが、ここ渡良瀬遊水地では休日になると、いくつもの気球が空を飛んでいる様子を見ることができるそうです。


なんと、「くまもん」もいましたよ♪




カラフルな気球やユニークな気球、そしてパイロットさん…、気球の追っかけファンもたくさんいらっしゃるそうです。

フェスティバルのパンフレットには、参加されるパイロットさんと気球の写真がずらり。
知らなかったー。


Gooblogに顔フィルター機能があらことを発見!

さてさて、なんと我々(友人とぴよよんさんー姉ー)もこの気球に乗ってきました。綱のついた係留フライトで30mの高さまでですが、気球を組み立てるところからお手伝いできるという体験付き!!







気球は「バスケット」、「バーナー」、「球皮」の3つのパーツで成り立っています。とってもシンプル。

まずバスケットにバーナーをつけるためのための準備をします。


試し焚きはものすごい迫力!離れていても、その熱が伝わってくるほどです。この火力で球皮の中の空気を温めて浮上します。



この作業も順番に体験させてもらいました♪
続いて球皮をつないで、送風機で膨らませていきます。わたしは撮影係だったのですが、入り口を押さえていたお二人の話では、かなり力が必要だったそうです。



膨らみ切る前に、中に入らせていただきました。これはすごい!!





中は思った以上に広かったです。
そして、いよいよ空気を熱して気球を立ち上がらせます。



ところが、その作業の途中で風向きが変わり、気球に横風があただてしまいました。これは、事前に説明も受けていて、そういう時は向きを変えてやり直すそうです。

まさにその場面を見ることができて、我々はラッキー。スタッフはてんやわんや…(^^;;



ようやく飛ぶことができました。
気球を飛ばすためには、風を読むことが必須。立ち上げる時はもちろん、飛んでからもパイロットにできるのは高度を調節しながら風を読んで、その風に運んでもらうだけ。




気球はバーナーを焚くときの他は無音。足音すら出さずにこの風景の上を飛んでいくのは気持ちいいだろうなぁ。

今回体験させていただいたのはこちら

気球は、気流の乱れが少ない早朝に飛ぶのが一般的。ソラベースさんは、気球のガレージを有する基地であると同時に、泊まることのできるゲストハウスも併設されています。東武日光線「柳生駅」から徒歩12分ほど。都心から2時間かからずアクセスできるのも魅力的。

次はフリーフライトに挑戦したくなりました!!







伊豆大島!新春日帰りハイキング〜後編〜

2025-01-06 11:14:00 | お出かけ情報
伊豆大島!新春日帰りハイキング
後編はいよいよ三原山へ登ります。



伊豆大島は2万年くらい前から活動を初め、100回以上の噴火を繰り返して形作られた成層火山。島の中央には幅2500m、長さ3200mの大きなカルデラが広がっている。この巨大なカルデラは複数のカルデラ地形が複合していると考えられているんだとか。

私たちが三原山と呼んでいるのは、そのカルデラの中央で新たに起こった噴火で生まれた「三原新山(標高758m)」というまだ新しい火山のことらしいです。

1986年の噴火は記憶に鮮明に残っています。


一時は全島避難が勧告され、噴火の様子や脱出劇は連日報道されていました。

その時の溶岩がこれ↓



黒黒とした溶岩がカルデラの草地にいくつもの筋を作っていました。

中が空洞になっているもの


縄目の模様になっているもの



新しい溶岩が、溶岩の塊を押し上げて割って流れ出たもの



ゴジラの形に固まったもの



三原神社は溶岩の流れを奇跡的に避けて、消失を免れました!!!


お社のすぐ後ろに迫った溶岩が、横にそれている様子がおわかりでしょうか?

古い溶岩や新しい溶岩、火山灰。
植生が回復されている場所もあるけれど、まだ溶岩や火山灰の場所もたくさん






やはり最初に生えてくるのは地衣類たち。
溶岩の隙間に入り込み、成長して、枯れたあとは少しずつ土壌を作っていきます。




そこに生える背の低い植物たち。






やがて気が育つようになり森がつくられ、多くの命が生まれるまで、一体どれくらいの年月を要するのか???


オオバヤシャブシ


ヒサカ


マルバイヌツゲ(黒)とサルトリイバラ(赤

おもしろいのは新しく流れ出た溶岩の上に、命が育ち始めているのに、火山灰地帯は全くその気配がないこと。伊豆大島で「砂漠」と呼ばれる場所はそういった場所のようです。



火山灰は風で動くため、根を下ろすことができないようです。

火山が噴火し、新たな溶岩が流れることが、逆に植生の回復につながっているということが、なんとも不思議でおもしろく感じます。

勉強不足でわからないことだらけですが、最近は地球の成り立ちにも興味が出てきました。伊豆大島はジェッド船なら竹芝から2時間かからず行けるのに、普段は感じることのないダイナミックな地球の姿を見せてくれるのが凄すぎます!!

今回利用したのはこちらのツアーはすでに終了していますが、こちらのツアーもオススメ↓



その他、往復ジェット船の日帰りや、ホテル1泊プランなどかななる方はこちらを参照ください↓

念のためですが、わたしは東海汽船とは一切の関係はありませんので…(笑)

動画です↓




そろそろお仕事始まるのかな?
今日もいい日になりますように♪


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伊豆大島!新春日帰りハイキング〜前編〜

2025-01-03 11:22:00 | お出かけ情報
1日の夜から夜行日帰りで伊豆大島へ行ってきました。



東海汽船135周年記念のパッケージツアー。
行きは夜行の大型客船、帰りはジェット船。島内のバスチケット、温泉入浴に加え、朝と昼の食事までついて14800円。



船は2等(和室)で雑魚寝ですが、仕切りや個人ロッカーもあり、100円で毛布が借りられます。






椅子席や自販機コーナー、食堂、コイン式シャワーなんかもついているので、快適。

といっても、22時に出港して明け方には到着してしまうのであっという間でした。

出航してしばらくは、東京湾のナイトクルーズを楽しめます





東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリーが並ぶ贅沢な夜景。

船内は23:30で消灯となるのですが、その前には前日に戻り、就寝。気づけば、部屋の明かりが灯り、大島岡田(おかた)港に到着。


私たちが乗ってきたサルビア丸

下船後は路線バスで大島温泉ホテルへ。



ホテルの屋上テラス空は三原山が望めます。



夜行の花束の後、すぐに温泉に入れるのはサイコー。しかも露天風呂から日の出を眺めることもできました。

お風呂の後は宿泊客に混じってビュッフェ式の朝食です。





もうすでに満足なんですが、この後いよいよメインイベントの三原山ハイキングへ。

その様子は次の記事で紹介予定です。
動画も編集しましたのでよろしければご覧ください↓