YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

土潤溽暑(大暑次候)

2021-07-27 06:49:00 | 七十二候
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☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2021年)
7月27日☀️4:46/18:50🌙17.1
7月28日☀️4:47/18:49🌙18.1土用丑
7月29日☀️4:47/18:48🌙19.1
7月30日☀️4:48/18:47🌙20.1
7月31日☀4:49/18:46🌙21.1 下弦

大暑次候は「土潤溽暑」。雨上がりのアスファルトからは湯気が立ち上るサウナ状態の日本の夏。蒸し暑いとはまさにこのこと!!!



畑では、夏野菜がジャングルのようになっています。

一昨年のこの時期、我が家の庭にはトンボがやってきました



オオシオカラトンボの♀です。
近所に水辺がないせいか、ここで見かけるのは初めてでした。

うちの庭にも水辺を作る計画が何度かあったのですが、未だ成功せず(^^;;



今年も細々と進行中。
問題は藪蚊対策。銅を沈めるといいと聞き実験中。とりあえず今のところ、ここから蚊が発生していることはなさそうです。もっとも、気づいてないだけかもしれませんが(^^;;

トンボやカエルがいる庭、憧れです♪

そしてこの季節といえばセミ!!
今年は我が家のハナミズキの木でセミの抜け殻を発見!!



まさか、ここで育ったの???



セミの大合唱はうるさいですが、まあ、夏らしいといえば夏らしく…
しかし、やつらは外で鳴くからよいのであって、ひとたび家の中に入ってきたら、それは恐怖でしかありません



夏は虫たちにとって繁殖の季節。
私にとっては旅の季節。

そんなわけで過去ブログを遡ってもこの時期の記事の少ないこと(^^;;

今年は旅はお預けなので、この季節の身近な自然をたっぷり味わいたいと思います。

【季節の飲み物 梅ジュース】
最近は「梅仕事」なんて言い方がブームのようですが、暑い夏には梅ジュース!!



わたしは、梅を一度凍らせてから漬ける派です。梅を洗って凍らせて、後は氷砂糖と一緒に煮沸した瓶に詰めるだけの簡単作業。

疲れて食欲がないときの爽やかな一杯はサイコーですよ(≧∀≦)

作っておいてよかった!!!





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桐始結花(大暑初候)

2021-07-22 06:58:00 | 歳時記

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☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2020年)
7月22日☀4:42/18:53🌙11.7海の日
7月23日☀️4:43/18:53🌙12.7スポーツの日(オリンピック開会式)
7月24日☀️4:44/18:52🌙13.7
7月25日☀️4:44/18:51🌙14.7 満月
7月26日☀️4:45/18:50🌙15.7
 
大暑です!!
 
暦の上では一番暑い季節となります。そして、明日はオリンピックの開会式!開催をめぐってはさまざまな思いが渦を巻いていますが、がんばってきた選手の皆さんが十分に力を発揮できる大会となることを祈っています!!

さて大暑ということですが、このところ、夏の天気は豪雨や酷暑のニュースが続き、二十四節気とのズレが広がっている気がします。七十二候に関してはそれほどでもないから不思議。

大暑初候は「桐始結花」。要するに実になり始める頃ということ。
 
もっとも七十二候を書いていて、出てくる植物が、現代ではあまり気に留めないものが多いよなぁというのが率直な感想。
 

桐の実って聞いて、これ↑が思い浮かぶ方は、結構な植物好きじゃないかと思われます。
 
江戸時代には女の子が生まれたら桐を植え、花嫁となる日に箪笥や長持ちに仕立てて持たせるなんて習わしがあったそうです。
 
火事の多かった江戸時代、桐箪笥は軽くて持ち出しやすく、燃えにくいことから重宝されたんだそうです。火事になったら、布団に水をかけ、桐ダンスにかけておくことで、中まで燃えることがないんだとか…。真偽のほどは、定かではないですが、嫁にやってしまう娘を思う親心に、ちょっとほろっとさせられます。
 
 
桐は成長が早く、20年もあれば立派な大木になるそうですよ。我が家の小さな庭には植えられそうもないです…(^^;;
 
 
【季節の花】カラスウリ
まるでレース編みのような繊細な繊細な花弁を持っているカラスウリ。夏の夜ならではの光景です。
 

 
 
【季節の昆虫】アオスジアゲハ
青く光り輝く美しい羽の秘密とは!?
 
 
 
 
 
 
【番外編:季節のおやつ】かき氷
 
炊飯器で簡単ゆで小豆レシピ!!
水羊羹も作れます
 
 
 
 
 



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鷹乃学習(小暑末候)

2021-07-17 06:57:00 | 歳時記

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☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2021年)
7月17日☀4:39/18:56🌙7.1上弦
7月18日☀️4:49/18:56🌙8.1
7月19日☀️4:40/18:56🌙9.1
7月20日☀️4:41/18:54🌙10.1
7月21日☀️4:41/18:54🌙 11.1
 
季節は「鷹乃学習」。鷹のひなが巣立ちをし始める時期だそうです。
 
小暑も末候ですが、一向に暑くなる気配なし。寒い朝です。
 
 

さて、この季節、当ブログで人気急上昇な記事が自由研究シリーズ!!

内容的に面白いかどうかは別にして、結構検索に引っかかっているようです。ちゃんと書き直せると良いのですが、どうにも期待はずれですみません(^^;;
 
(押し花、草木染め、紙染めなど)
 
 
 
正直なところ、これが自由研究かと聞かれると、研究ではないようなものばかりですが、自然の素材と触れ合うヒントにはなるかなぁと思います。
 
草木染めでカラフルな糸づくりなんて、なかなかおすすめです。

 
 
 
ストラップ紐にしたら、すごくいいんじゃないかなぁ…なんて思っています。
 
 
 
 
【季節の花】ジュズダマ
 
実はよく見かけますが、花はこの時期、こんな風にひっそりと咲いています。なかなか面白い花のつくり
 
 
 
 
【季節の生き物観察】オオスカシバ
 
 
土の中の蛹から出てきた成虫が羽を震わせて鱗粉を全て落とし、透明な羽になるシーンに目を見張りました。
 
 
 
 
 


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蓮始開(小暑次候)

2021-07-11 06:52:00 | 歳時記

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☀️日の出/日の入り(横浜市🌙月齢
(2021年)
7月12日☀4:35/18:58🌙2.1
7月13日☀️4:36/18:58🌙3.1 迎え火
7月14日☀️4:37/18:58🌙4.1
7月15日☀️4:37/18:57🌙5.1 送り火
7月16日☀️4:38/18:57🌙6.1
 
美しいハスの花の季節
咲いている姿はもちろんですが、開きかけた丸い蕾も素敵です。

 
 本当に「ぽんっ」て音がして開きそうですが、実際には音なんてしませんよ(笑)
 
 
ハスの葉っぱの水滴はまん丸。
この超撥水性の賜物はロータス効果って名前が付いているほど。
 
日中の暑い時間帯、葉の中央にあるこのまん丸の水滴がぶくぶく沸騰しているように見えることがあるとの情報。もちろん沸騰しているわけではなく、葉柄で行われているガス交換の影響なんだとか…
どうやらハスの葉の中心、へそと呼ばれる場所にはガス交換するための穴が空いているんだそうです。そして、葉柄にいくつもある通気孔の管を通って根まで新鮮な空気を送り届けているんだとか。
 
 
 
この情報を、チョビテレさん(ブログはこちら)から教えていただいたのは2019年。その直後、町田藕糸(ぐうし)館主催の「はす祭り」でその謎が解明できました!
その時の動画です→蓮の葉シャワー(youtube)
 
この年はすっかりハスにハマり、幻の蓮糸を求めてミャンマーまで遠征!




 
チョビテレさんからは、ハスに関するこんな驚き動画も紹介していただきました。妖しくも美しく、そしてびっくりな映像↓
※荷花は中国でハスの意味
 
 
 
さて、ハスの花と言えば、極楽浄土を連想させる、仏教に馴染み深い花。そして、新暦ではまもなくお盆。
 
我が家は新暦でやるため、この時期には盆提灯を用意しないと…
 
 
仕事が非常勤だった昨年は盂蘭盆会(うらぼんえ)にも参加できたのですが、今年は新型コロナの感染防止で会自体が中止。ご住職がお一人でお経をあげてくださるとのこと。各家を回る棚業も希望する家のみ。

お寺で説法を聞く機会はなかなかないので機会があればまた行ったみたいものです。参加した時の様子↓
 
 

 

 

 

【季節の花】月下美人
 
夜に咲くサボテンの花。名前に負けない大輪の美しい花です。
→月下美人の花開く
 
 
 
 
【季節の食べ物】夏野菜&ヤブカンゾウ
 
 
夏野菜が美味しい季節になりました
トマト、トウモロコシ、キュウリにナス!!
ぜーんぶ大好き♪
 
 


黄色く膨らんだ蕾を茹でると、アスパラガスのような味の美味しいお浸しになります。他の野菜と合わせたり、酢の物に入れたり…。彩りも美しく季節を感じさせてくれる一品です。
 
 
 【季節の変なやつ】アオバハゴロモ
 
草木についている白い粉。
ちょっと近づきたくないなぁと思う方も多いはず。
 
でもこれ、カビではなくて、幼虫の隠れ家!!
これって、やっぱりカビに擬態しているんでしょうか???
まさかこの中に幼虫が隠れているとは!!!
 
 



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半夏生(夏至末候)

2021-07-02 07:43:00 | 歳時記

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☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2021年)
7月2日☀4:30/19:01🌙21.3 下弦
7月3日☀️4:31/19:01🌙22.3
7月4日☀️4:31/19:00🌙23.3
7月5日☀️4:32/19:00🌙24.3
7月6日☀️4:32/19:00🌙25.3
 
夏至も末候。
今期からは、日没の時間も早くなり始めます。
 
本候の「半夏生」と聞いて、思い浮かぶのはこちらの植物

 
ハンゲショウ。

ちょうどこの時期が花盛り。
ちなみにこちらの植物、花は大変地味であります。変わりに、花の季節になると葉の一部が白くなって虫に合図を送ります。
 
詳しくは、こちらの記事にまとめてみましたので、よかったらお読みください(*^_^*)
 
記事にも書いているのですが
実は七十二候の半夏生とは、「半夏」が生じるという意味で、つまり「ハンゲ(カラスビシャク)」が生え始めるという意味なんだそうです。
 
 
上の写真はすでに花が咲いていますが、これから成長し盛夏の頃にこのような花をつける植物。
 
カラスの柄杓とは可愛らしい名前♪
 
一方、最初に紹介したハンゲショウという植物は、七十二候の「半夏生」の頃に花をつけるので、そのまんま名前にしたという説があります。

ハンゲショウが咲くから「半夏生」ではなく、「半夏生」の頃に咲くからハンゲショウなのです…
 
なんてややこしい(^^;;
 
 
この季節に厄介なのは「半夏雨」と言われる大雨。

自然災害は本当に恐ろしいです。
 
そんなきびしさと同時に、美しい姿を見せてくれる自然。
雨上がりの散歩は格別です。
 
生垣にのっぺりと貼られている蜘蛛の巣も雨が降ればこの通り
 
 
この巣を作っているのはクサグモ
 
クサグモってとっても臆病で、人が近づくと巣穴の奥に開けた穴から逃げちゃうことも。
 
 
肉食だから強そうに見えるのですが、逆に用心深いんですね。

 
【季節の遊び】貝殻クラフト
 
以前作った貝殻作品をまとめた記事がありました。相変わらずなんちゃってな作業ですから、子どもでもできちゃいますよ。
 
今年は海水浴場もだいぶ閉鎖されるようですし、遠出も未だに躊躇われる日々ですが、貝殻が手に入る方は是非♪

最近は100円ショップでも売ってたりしますよね。自分で拾うっていうのが楽しさの一つなのですが、便利と言えば便利な世の中。
 
「手抜きストラップ」もおすすめですよ。
 

これね、裏側に輪にした針金をつけたつけただけなんです。手軽にグルーガンでつけましたが、木工用ボンドの方がしっかりつくかもしれません。ただ1晩くらいは乾かした方がいいですね。

 
ストラップの紐は100均一 で手に入る時代です。大量購入なら、通販(わたしはAmazon)を使えば100個で300円くらいからありますよ。
 
 もっと簡単に作るなら紐の部分を直接貝に貼ってもかまいません。
 
 
【季節の栽培情報】多肉植物の寄せ植え
 
 
不意に多肉植物を増やしてみようと思い、挿し芽をたくさんしてみました。
種類や生育具合は愛好家さんから見たら貧弱そのものなんですが、これがけっこう簡単で楽しい♪
 
上の写真はセダムも含めた4種類の多肉さんだけで作っています。もう少しいろんな色があると良さそうですが、とにかく器にグリーンがあるだけで、なんだかいい感じなんです。
 
何より器を選ぶ楽しさがありまふ。ほんの少し土が入るスペースがあれば良いので、貝殻でも、石でも、お茶碗でも、なんでもOK。今回は海で拾ってきた貝殻と石、旅の思い出の器と、使い終わったベーキングパウダーの缶を使いました。
 
瓶の中に閉じ込めたり、流木を組んだり、木の実と組み合わせても楽しそう!
 
 
【季節のイベント】朝顔市
 
 
毎年7/6〜8に行われる入谷の朝顔市。朝顔栽培は江戸時代の素晴らしい産業。
残念ながら今年も開催は中止となりました。また行きたいなぁ…。

 

 





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