お久しぶりです & はじめまして。
管理人のうにまるです。
横浜の片隅、人工物が多い雑多な町に生まれてから50年。こんな町にも小さな自然がたくさんあり、季節の移り変わりを教えてくれます。ブログを書くようになってから、自分の町が前よりもずっと好きになりました。
そんなブログも2019年夏には11年目を迎えます。
三日坊主の私がここまで続けてこられたのも、読んでくださる皆さまがいればこそ。本当にありがとうございます。
この10年間で、自分の町の自然についてたくさんの発見がありました。今年は、これまでの記事を振り返り、整理していくことで、わが町の1年間の季節の移り変わりをまとめてみたいと思います。
Wikipediaより
日本には古来から、暦の他に中国由来の「二十四節気」や、そこから日本独自に作られた「七十二候」といういわゆる農事暦があります。
現在使われている暦(カレンダー)は、
太陽暦(新暦)。
1年を365日として計算されています。
そして江戸時代くらいまで使われていたのが、
太陰太陽暦(旧暦)。
1月を月の周期である29.5日として計算された太陰暦。しかし、この暦では1年が354日となり、季節がどんどんずれてしまいます。
そのため、3年に1度、1ヶ月増やす年を設けたのが太陰太陽暦だそうです。
この暦を使っていた頃は、季節がずれていくために、暦は農業の目安にならず、そこで重宝されたのが、二十四節気や七十二候というわけです。
二十四節気は、地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てたものです。
しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっているとのことです。
当ブログ「YNWC的な日常」では、この七十二候に習い、今年1年は「横浜歳時記七十二候」と題して、横浜の季節の移り変わりをまとめていこうと思います。
より充実した歳時記になるよう、耳寄り情報や他地域の様子、誤認識の指摘など、気軽にコメント欄にお寄せいただけるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします(*^_^*)
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