YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

二十四節気No.2【雨水】

2025-02-17 22:09:00 | 二十四節気
雨水は二十四節気の第二。太陽黄経が330度のときで2月19日ごろ。

雪が雨へと変わり、寒さも峠を越える頃。春いちばんが吹き、鶯の初鳴きを耳にするのもこの季節。山に積もった雪も溶け出し、田畑を潤すことから農耕の準備を始める目安とされてきました。

本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ることもありますが、次第に春らしい風景が目立ってきます。小さな春を探して散歩する足取りも軽くなる季節。


〜七十二候のページ〜

初候(2/19頃〜)土脉潤起
次候(2/24頃〜)霞始靆
末候(3/1頃〜)  草木萌動


〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。


〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜



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二十四節気Nno.1【立春】

2025-02-02 23:30:00 | 二十四節気
暦の上では春。

立春は二十四節気の第一。正月節とも呼ばれます。太陽黄経が315度のときで2月4日頃。

立春は春の始まりであると同時に1年の始まり。生活暦である二十四節気の基準となる日で、八十八夜や二百十日は立春を迎えた日から計算されます。

2月の初めと言えば、まだまだ寒い日が続きます。しかし、よくよく自然の様子を観察すると、植物の芽は膨らみ始め、早いものは花をつけ始めます。

「春が始まる日」というより「春の準備が始まる日」という方がふさわしい?
よく言われる「暦の上では春になりました」は、「暦の上では春の準備が始まりました」と言う方が伝わりやすいのになぁ…なんて思うわけです。

そんな春の準備を探して、寒い戸外を散歩するのはこの季節ならではの楽しみです。寒さの中で発見する春の兆しはとても嬉しいものですから(*^_^*)


〜七十二候のページ〜

初候(2/4頃〜)東風解凍
次候(2/9頃〜) 黄鴬睍睆
末候(2/14頃〜)魚上氷


〜二十四節気・七十二候とは〜

旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。


〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜




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二十四節気No.24「大寒」

2025-01-20 20:57:00 | 二十四節気
大寒は二十四節気の第二十四。太陽黄経が300度のときで1月20日頃から2月4日頃。
1年でもっとも寒い季節と言われますが、自然界では少しずつ春への準備が始まる頃でもあります。大寒の終わりは、二十四節気の終わり、季節は一巡し、春へと戻ることになります。


そんな大寒の縁起物とといえば、「大寒のたまご」。現代では通年手に入る鶏卵ですが、本来、鶏の出産は2〜4月とのこと。寒さの中にも春の気配が漂い始める頃です。

特に大寒の頃の卵は、雌鳥の体内で時間をかけて成熟するらしく、栄養価が高いんだとか。もっともそれは、有精卵に限った話で、1年中手に入る無精卵は季節による違いはないそうです。


〜七十二候のページ〜

初候(1/20頃〜)款冬華
次候(1/25頃〜)水沢腹堅
末候(1/130〜)鶏始乳


〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。

〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜




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二十四節気No.22【小寒】

2025-01-05 07:00:00 | 二十四節気
小寒は二十四節気の第二十三。太陽黄経が285度のときで1月6日から20日頃。
「寒の入り」と呼ばれる季節で、「小寒の氷、大寒に解く」と言われる通り、「小寒」から「大寒」にかけて、1年のうちでもっとも寒い季節とされています。

この寒さを利用して、仕込みを行うのが、味噌や醤油、日本酒など。「寒仕込み」とか「寒造り」とか耳にしますが、「寒」に仕込むと、発酵が無理なく緩やかに進むためにおいしく仕上がるんだそうです。作るみなさんは寒さの中で作業されるわけですから、頭が下がります。でも、寒いことは悪いばかりではないのでこの季節ならではの楽しさを見つけて行きましょう。

「おかしな雪」さがし - YNWC的な日常

「おかしな雪」さがし - YNWC的な日常

久しぶりのまとまった積雪があった横浜。その少し前に買った本です。子ども向けの写真絵本ですが、大人でも驚きの写真ばかり。雪や氷について科学的な解説も、子ども向けで...

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〜七十二候のページ〜

初候(1/6頃〜)芹乃栄
次候(1/10頃〜)水泉動
末候(1/15頃〜)雉始鳴


〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。

〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜




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冬至

2024-12-20 22:13:00 | 二十四節気
冬至は二十四節気の第二十ニ。太陽黄経が270度のときで12月22日から1月4日頃。


冬至は1年でいちばん昼が短くなる日!!
写真は南米チチカカ湖にあるシェスタニ遺跡。チュルパと呼ばれる石塔(お墓)です

1年でいちばん昼が短いということは、冬至からあとはどんどん昼が長くなっていくということ。インカ文明では「冬至」復活の日とみていたようです。太陽の力が「いちばん弱まる日」としてマイナス思考で捉えるのではなく、今がどん底で「これからどんどんパワーが満ちてくる」と考えるプラス思考。大切!!



すでに上部が崩れ、基礎だけになっているものも多数。富士山よりも高い土地に広がる風景は圧巻です。

日本の七十二候でも、初候には「乃東生(なつくさしょうず)」と言う風に「生」という字を使っています。古今東西、冬至は復活へのスタート。



ちなみに、冬至の日の出・日の入りは「再生の日の出・日の入り」とも考えられ、礼拝する習慣もあるそうです。

冬至の日は1年でいちばん日照時間が短くなる日なわけですが、なんと夏至と比べると、4時間40分も短いんだそうです。さらに驚くのは根室あたりだと6時間半も違うとか。同じ国内でもこんなに差があることにびっくりです。



ちなみに、冬至といえば柚子湯。体を温め、風邪をひかない体を作ってくれるそうです。



そして冬至の食べ物といえば「カボチャ」と「ん」のつくもの。

カボチャは冬まで保存可能な夏野菜。夏に溜め込んだパワーを分けてもらうという発想です。「ん」のつく食べ物については、「運がつくから」とか、いろはの最後の文字であることから「また初めに戻るという意味がある」とか、諸説あるようです。柚子湯にしても、食べ物にしても、いずれも、健康を願う気持ちが込められています。年の瀬の寒い時期、体を労り、健康に過ごしたいという気持ちは、いつの時代も同じですね。



〜七十二候のページ
初候(12/22頃〜)乃東生
次候(12/27頃〜)麋角解
末候(1/1頃〜)  雪下出麦


〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。

〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜




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