YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

流れ星とチャイの話

2024-12-13 20:25:00 | 雑感・お知らせ
旅するチャイ屋のヒロミさんがついに本を出版されました!


すごい!!!!!

ヒロミさんとは、旅つながりの知人を通して出会いました。その人柄と彼女の歩んで来た道のりに魅了され、あっという間にファンの1人になりました。
詳しくはご本人のHPをご覧ください→mimiLotusについて

彼女が10年続けた鎌倉の人気店を閉め、ネパールでチャイ修行を始めたタイミングで、私も短期間ではありますがネパール・インドを旅することに。ちょうどその頃、旅友のかとこちゃんとも連絡が取れ、3人でポカラで合流することに。みんなそれぞれ別の場所から、それぞれの場所へ行く途中。よく合流できたものです(笑)


3人で作ったグループページは「世界のどこかで待ち合わせ」

時は12月。
どうせなら「ふたご座流星群」を3人で眺めようと、時間を合わせ、ポカラの高台にあるホテルを予約。ポカラ在住のヒロミさんも一緒に泊まってくれました。


ペワ湖の向こうにヒマラヤの山々が見られる素晴らしい眺望。

3人はちょうど5歳ずつ歳の差があって、私はいちばんのお姉さん。でも経験値ではいちばんの末っ子です。



星降るテラス席で晩ご飯を食べながら、旅の話、仕事の話、そしてお決まりの恋バナまで、いろんなことを話したなぁ…

遠くにぼんやりと見える世界最高峰。そしてペワ湖の夜景。なんて贅沢な夜。
やがて空がいよいよ暗くなると、いよいよ本格的な流星タイム。



満点の星空にいく筋もの流星が、現れては消え、現れては消え…。ふたご座流星群は条件が良ければ、一晩中見られる流星群。なんと、ベッドの中からも眺めることができました。



そんな経験は、後にも先にも今のところはありません。

さてさて、あれから月日は流れ、その間には「コロナ」という未曾有の出来事に全世界の人々が大慌て。しかしその時間も着々と歩み続け、新たな店を立ち上げて、さらにはインドへも修行に出かけ、ついには書籍を出版されたヒロミさん。



出版を記念して代官山の蔦屋書店でサイン会があるというので、行って来ました!
入ってすぐの大きなブース。
しっかり、サインしていただきました♪



いつの日か本を出してみたいとか、お店を持ってみたいとか、そういう風に思っている人って結構いると思うんですよね。
実は私もその1人だったり…(^^;;

でも、実現する人はほんのひと握りですよね。あのとき一緒に星空を見上げたメンバーは、それぞれに自分の道をしっかりと歩んでいて、そういう人たちに出会えたことは本当に宝物だと思うんです。


最近は仕事繋がりでも、活躍されている方と出会う機会もあったりして…。
成し遂げる人っていうのは本当にすごいなぁ。
もう1人の大切な旅友のお話はこちら


流星群の翌朝@ペワ湖(ネパール)

昔の自分なら、きっとそういうすごい人たちと自分を比べて、自分にダメ出ししてたかなと思います。でもチャイを淹れる人だけでなく、それを呑気に飲む人だってきっと必要なはず(笑) ←私はここでいい



素敵な出会に感謝しながら、自分は自分のペースでやっていければと思います。ふたご座流星群がやってくるたび、あの夜のことを思い出します。そして、活躍しているお二人のことを思い、ほんの少し自分を振り返ったりしてみます。




ヒロミさんのお店は東御市(長野県)にあります。新幹線の上田駅から信濃鉄道線に乗り換えて2駅のところ。

ヒロミさんのチャイはどこで飲んでも美味しいけれど、やっぱりここで飲むのがいちばん美味しい♪



鎌倉からのお客さんや噂を聞きつけたお客さんが、遠くから足を運ぶのもうなづけます。

わたしも年に1〜2回は通っていますが、毎回新幹線で来店したという方にお会いしている気がしますし、首都圏から毎月通われている方もいるんだとか…。もちろん地元の方からも愛される人気店。

私がここへ行く目的は、チャイを飲むことやスイーツをいただくことはもちろんですが、ヒロミさんの熱い想いがこもった「旅日記」や「ハコづくり日記」を読むことがです。



これを見ると、元気というか、やる気をもらえるんですよね。あの日、あの時、同じ空を見上げて話をした…。そんな記憶と目の前の階段を駆け上っていく今の姿は、同じペースは無理だとしても、自分もしっかり前を見つめて進んでいこうという気持ちにさせてくれます。



やりたいことは必ず叶う!

本日は流れ星とチャイ、そしてちょっぴり人生のお話でした。




今日もいい日になりますように♪


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ご近所探検!

2024-10-29 17:04:00 | 雑感・お知らせ
いつもお出かけばかりで、ついつい外に目が行きがちですが、意外と身近なところにも季節の彩りや絵になる風景が書かれているものです。

先日ハッとさせられたのがこちら。


なんて立派なエンゼルトランペットたち。
ご近所といっても、家から駅の反対側に15分くらい歩いたところなので、普段はなかなか通りかからない場所。

「酒の激安王」と「回収を待つゴミ袋たち」から伝わってくる、下町な雰囲気。これがわたしの住む街です。昔は愛着がもてなかったのですが、今ではすっかりこの街が大好き。一見すると自然とかけ離れていそうですが、意識すれば季節の移ろいを感じることができます。

小市民という言葉があるけれど、いわば小自然???

わたしには程よい感じです。



こちらはアオツヅラフジ。
少し前に撮影したものですが、毎朝信号待ちをする交差点の植え込みでいい色に輝いていました。

野生化したアサガオの花。


もうすぐ11月になろうというのに、未だ元気に咲いています。ピンクの絞り模様がなんとも素敵。道路の脇というのも我が街らしい…。

住宅地ではコニファー類が、ナメック星人(ドラゴンボールってご存知ですか?)のような実をつけていました。



これからもこの街で、街の中の小さな自然や季節の移ろいを探し、感じていきたいなぁと思います。

原点回帰!!!






【今日の朝ごはん】

・ベーコンダズエッグのオープンサンド
・ヨーグルトwith梅ジャム
・カフェオレ

明日もいい日になりますように!

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明日は夏至〜久々に読書〜

2024-06-20 08:10:00 | 雑感・お知らせ
気がつけば夏至!
今年は梅雨入り前に真夏!!

我が家のグロリオサ、第一号が開花♪



早いなぁ…。

昨日ふらりと立ち寄った本屋さんで見つけた本。



「一年は短いと言って、なんの得があるんでしょうか。

一年は長いと言えば、少しは気持ちが楽になります。」


って書いてあって、なんだか笑ってしまうと同時にハッとさせられました。確かに「短い」って考えるよりも「これから1年たくさんのことができる」って考える方が元気がわいてくるかも。

嫌なことは短く済ませたいけれど…(^^;



一昨日の雨で庭の紫陽花が痛んできたので、今朝は大量に切って部屋の中へ。









今年は青いアジサイが咲かなかったのですが、土が酸性に傾いているのでしょうか…

カシワバアジサイもぐったりしてきましたが、もう少ししてから切り取った方がいい感じのドライフラワーになるんじゃないかと様子を見ているところ。





早い時期に切ってしまうと、水分が多いせいか、くたっとしおれて縮んでしまうんですよね。でも時間が経ちすぎると茶色くなるだけで色が残らない…

乾かし方にもよるんでしょうが、うまくいけばラッキーくらいに考えてます(笑)

さて、冒頭の本に話を戻しますが、名言集とか格言的なやつ、たまぁに本屋で眺めるのですが、心に引っかかるものがあったので買って読んでみました。

「自分に敬語」っていう感覚がまず好きです。心が荒れるのを防いでくれる気がします。気になる言葉を備忘録として↓

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余計なことをしない大切さ。
「意識的に」余計なことをする大切さ

言いたいのはただ一つ。
「そのままで良いんじゃないですか」なんです。
そのままはそのままでは続けられませんから。


ゆとりは
欲を減らすだけで
生まれるものだと思います。

仕事ができる人が優しいと
職場がハッピーです。

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【今日の朝ごはん】

・バナナヨーグルトwith夏みかんマーマレード(山盛り)
・コーヒー

今朝食べる予定のパンがカビてました(T-T)
ジメジメと高温な日々。皆様もご注意ください。

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ブログ休止〜モロッコへバラを見に行ってきます

2024-04-22 08:00:00 | 雑感・お知らせ
久々の海外ひとり旅
行き先はモロッコ。ダマスクローズの世界三大生産地と呼ばれるバラの谷へ。果たして満開のバラを見ることができるのか!?

というわけで、
4/23〜5/19までこちらのブログはお休みします。

休止中はこちらで旅情報を発信しています。



右上「3本線に▶︎」マークを押すと「再生リスト」が表示されます。
よろしければご覧ください



晴明〜道端に咲く草花〜

2024-04-04 10:02:00 | 雑感・お知らせ
本日より晴明。

冬の間息を潜めていた生き物たちが一斉に動き出す季節!


あちらこちらで芽吹きが始まっています。ふと頭上を見上げてみると真っ青な空に鮮やかな黄緑色のミズキの新芽。

道端に目をやれば、あちらからもこちらからも、隙間を狙うように葉を広げ花をつける草花たち。

セイヨウタンポポ


ツタバウンラン


ヒメオドリコソウ

タネツケバナ


ムラサキハナナ

小さな小さな隙間にたまった土に根を下ろし、花をつける。
「雑草という草は無い」と言ったのは牧野富太郎博士。ほんと、こんなにすごい植物たちを十把一絡げに呼んでしまうのは失礼かも。



自分で移動できない植物たちは、種子が撒かれた場所で生きていくしかありません。たまたま着地した場所が自分に合っていなければ育ちません。

つまり、今咲いている花たちは偶然にも、自分に合った場所に辿り着くことができた「勝ち組」なのです。



「勝ち組」という言葉はあまり好きではないのですが、この場合は誰かと競争しての「勝ち」ではなく、自分の運命に勝ったという「勝ち」?
まあ、人生を勝ち負けで語る自体がやっぱりナンセンスかな…。

自分で動けない植物は、生命の輪が途切れないように様々な工夫をして種子を蒔きます。風や水や動物に運んでもらったり、実を弾けさせて飛ばしたり…。驚くべき技を持っている植物もいます。

動けない植物が、唯一仲間を広げるための手段が種まきだからです。

どんなに華やかな花だって、自分に合った環境でしか生きてはいけません。



それぞれがそれぞれに合った場所にいて、初めてその命が輝き出すようです。

散歩をしながら、花を見ながらそんなことをつらつらと考えました。

人は植物と違って、自分で移動することができます。世界はとっても広くって、その様々な場所で輝いている人たちがいます。



隙間に生えている草花たち。もちろんその場所が最良なわけではないでしょう。てもそこでは生きていけない草花たちがいるなか、かろうじて生き延びることができる場所に辿り着き、命の輪を繋ぐために力強く生きています。

そう思うとこの小さなホトケノザにも尊敬の念が湧き上がってきます。

さあ、わたしもがんばろう!!!




【昨日の夜ごはん】
・叔母が炊いてくれたお赤飯
・サケの西京焼き
・青菜ともやしのナムル
・野菜の塩麹漬け
・なめこと豆腐の味噌汁

お赤飯は退職祝いとのこと。気にかけてくださる身内がいるありがたさ!
美味しかったよ〜。ありがとうございました。



今日もいい日になりますように!




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