イワナシ(岩梨) 山の斜面などに這うように咲く低木、花後の小さな実は皮をむいて食べると梨の味がして美味しいです。
実ができたら人と動物の競争です。(大抵なくなっています)山野草と酒をこよなく愛する人が言ってた 焼酎漬けは絶品らしい
登山道から籾糠山の山頂付近まで咲いています。
ツバメオモト(燕万年青) 青色の実を燕の頭に、葉っぱが観葉植物のオモトに似ていることから名が付いた。
ツクバネソウ(衝羽根草) 花後の実が黒くなり雄蕊の残り部分が赤くなって反り返ると羽根つきの羽のような形になることから
リュウキンカ(立金花)湿地など水辺に群生するのでミズバショウと混生している。花言葉は「必ず来る幸せ」で立金花(知らんけど)
キヌガサソウ(衣笠草) 花径は10cm以上あり大型の高山植物で一度見ると忘れられない豪快で魅力的な花です。
この花に出会うと「山に来たぁ」ってなります。
ニリンソウ(二輪草) 三輪草(実際に存在する)と言う人もいますが管理人はニリンソウの元気な株だと思います。
ニリンソウの変異株(先祖返り) セツブンソウの例ですが管理人が思うに毎年同じ場所に現れるので個体差だと思います。
キンポウゲ科の特徴で一般に花(花びら)として見ているのは上のニリンソウのように萼が大きく白や黄色 ピンク色になったもので
萼と呼ばれる部分は元々緑色で白が緑になったのではなく緑が白になったとしたら緑色が出る個体を「先祖返り」と表現している
っと管理人は思います。(学者じゃないので勝手に思ってばっかりですが・・・)
サンカヨウ(山苛葉) 今の時期 天生湿原から籾糠山までずっと咲き誇って、こんなに群生している場所は初めてです。
出会うと感動するあこがれの花です。
今回の天生湿原の旅は終わりです。長々と見ていただき有難うございました。
最後に、この広大な湿原とそこへ続く籾糠山の自然を保護しながら人間が入っても破壊されないように維持管理されている地元
関係者の方々にお礼の一言「有難うございました」 コース沿いには腕章を付けた方が花の咲いている場所や説明もされて
入山協力金500円は金額に変えられるものではないと感謝して帰路に着きました。
愚痴ですが、それに比べて伊吹山の入山協力金の300円はもったいない。登山口に立派なインフォメーションセンターがあり
徴収するだけで山の状態、花の状態、何を聞いても知らない。もちろん登山道にも入らない、時給いくらで小遣いをかせいでいる
老人たち。徴収した協力金を管理している滋賀県米原市 もうちょっと登山者が納得する維持管理をしてもらいたい。例えば
100台くらい止められる無料駐車場を作るとか(天生湿原は無料)