屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

屋久島旅行記二日目 飛流落とし

2005年07月10日 | 屋久島
さつき吊橋を渡ると、原生林歩道の道と合流する。
しばらく進むと、「飛流おとし」の轟音が聞えてきた。
数十メートル続く岩の直線の溝を勢いよく流れる「飛流おとし」は、水飛沫をあげて
川底を掘り下げる勢いで落下していく。
水飛沫が撒き散らす、新鮮な森の空気をいっぱい吸い込みながら、疲れた身体を休めるひと時。



「飛流おとし」は緑色の白谷川の本流となって原始の風景を彩る。



ヤクシマサツキ
渓流沿いの岩の隙間から一輪二輪と咲いている。
水しぶきに濡れた岩を滑らないようにサツキに近づいてシャッターを押す、
ちょっと緊張する一瞬。



ノリウツギ
この樹の幹の内皮を、紙づくりの際に繊維を接着させる糊料として使用していたらしい。
白い花びらは本当に清々しい、白谷川の原生林の色にすっきりと溶け込んでいる。



帰途の楠川温泉、
小さな温泉だが、浴室は息子と二人の貸切り状態である。
身体から、さっと疲れが抜け落ちるように心地よい。
ヒメヒオウギズイセンが温泉前の草むらにびっしりと咲いていた。


コメント (4)