屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

屋久島旅行記二日目 白谷雲水峡

2005年07月07日 | 屋久島
(7月2日)
いよいよ、今日は白谷雲水峡、太鼓岩を目指す。
体力不足で息子達についていけるかどうか心配である。
白谷雲水峡は宮之浦川の支流、白谷川の上流にある、広大な自然休養林、
標高620mに入口がある。



白谷川の急流は花崗岩の間を爆音をたてて流れ落ちている。
岩の間から、サツキ、ノリウツギ、ヤマボウシが眺められた。



ここは「もののけ姫の森」、宮崎駿監督は何度も足を運び、映画「もののけ姫」の
森のイメージをつくりあげていった。
映画の中でも白谷雲水峡の森を描いているシーンがある。
推定樹齢3000年の弥生杉、二代大杉、三本足、奉行杉、くぐり杉、七本杉などの
巨木が見られる。





鬱蒼とした照葉樹林からヤクスギ林の原生林、
「もののけ姫」ならよいが「物の怪」が出てきそうな不気味な雰囲気である。
夕暮れ、一人では怖くて歩けないかも。



標高979mの辻峠、いよいよ最後の難所太鼓岩の登りに向う。
息子は「あと少しだよ」と軽く云ったが、なんの、体力不足のわたしにとって難行の
「あと少し」だった。