屯田物語

フォレスターとα6000が
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出かけよう!

将棋竜王戦 第五局 敗着は▲6六香

2006年12月07日 | 将棋
きょうは朝から一歩も出ず、買物(アッシー君)は丁重にお断りして、
一日竜王戦で明け暮れてしまった。

将棋竜王戦第五局、
解説者も立会人もわたしも?、ずっと渡辺竜王の負けと予想していた。
△5五角打ちは渡辺竜王の苦心の一手で、やはり佐藤棋聖が有利といわれていたが、
▲4三歩打ち、△3三王、そして運命の▲6六香打ち(掲載図1)・・

掲載図1


ネットでこの局面をみたとき、
わたしは△6四角、同香、△4八飛車打ちで渡辺竜王の勝ちになったと思った。
△2八飛車打ちとしたいが、一手空けば▲2ニ角打ちから即詰みがみえる。
しかし、次の手は△2四王(掲載図2)の早逃げであった。
なるほど、このほうが渡辺王に不安はないか。

序盤の△4五銀から解説者、立会人とも佐藤棋聖有利ということであったが、
容易に形勢を読ませない渡辺竜王の不思議な力に驚嘆した将棋であった。
これで渡辺竜王の三勝ニ敗、竜王位防衛に王手である。

掲載図2
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膀胱ガン 再発してから二年

2006年12月07日 | 日常
膀胱ガンが見つかったのは三年前の三月である。
北海道ガンセンターで手術受けたが、その年の十一月に再発・・
同じ病棟へリターンさせられた。
退院してからは二週間に一度、八クールの抗ガン剤治療を受ける。
頻尿・排尿痛などの副作用は辛かったが、なんとか二年経過した。

膀胱ガンは再発しやすい、定期的な検査は絶対必要である。
再発は二年以内におきる確率が高いというから、
二年目となる前の八月と今回の検査は緊張の極みであった。

カメラに映る自分の膀胱内部をリアルタイムで見せてもらう、
看護士さんはいたが、恥ずかしがる余裕はない。

年齢を感じさせない膀胱粘膜はきれいなものであった。(笑)

膀胱ガンの予防・・
タバコは最悪、高たんぱく食品やゼンマイ・ワラビは控えたほうがいいらしい、
それから緑黄色野菜を摂ること・・


もっとも危険な二年を無事通過したので安堵しているが、
しばらくは緊張をとくことができなかった。
われながら意気地のないことと思っている。



菊水の北海道ガンセンターから大通公園へ向かう。
テレビ塔下の”あっぱれ”で塩ラーメンを食べ、
珈琲を飲みながら友人たちへ検査OKのメールを打った。

さあ、気持ちを落ち着かせて、俄かカメラマンに変身である。



風がなく、初冬にしては寒さを感じない大通の午後であったが、
手袋をしてなかったので、素人カメラマンとしては有難い。
というわけで、きのうの ミュンヘン・クリスマス市 へつづくのである。


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