屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

ニセコ野菜耕房でニンジンを詰める

2010年10月21日 | 日常


羊蹄山に迫る影が指の形に似て面白いと思ったが・・
仕上げてみれば案外な構図でたいしたことはなかった。

なお、ここは「ニセコ野菜耕房」という野菜の直売所、
ニンジンのつめ放題は百円ということであった。
毎朝の野菜ジュースにニンジンは欠かせない。
一本でも多く詰めるにはそれなりの技と他人の目を気にしない図々しさが必要である。

今日からコタツを使い始めた。
冬は一軒家よりもマンションのほうが暖かい。
ガスストーブが設置されているが、
燃費がかさむので、寒いときは成るべくコタツにもぐりこむほうがよい。(笑)


羊蹄山から降りてきた?

2010年10月20日 | 日常


なぜか、真っ赤なケシの花が一輪だけ・・

東山プリンスホテル、
いま名前がかわってヒルトンなんとかの途中にあるミルク工房で珈琲タイムしていたが、
なんと、空から人が降ってきた??
いそいでカメラを取り出したが、タイミングがおくれてしまった。

どこから飛んできたのかな、
四方を見回してもそれらしき場所に見当つかないが、
まさか羊蹄山からということはなかろう。



今年、見納めの羊蹄山をアップで・・



「生まれいずる悩み」 岩内の画家

2010年10月19日 | 日常


積丹半島の付け根にある岩内を眺めていた。

岩内・・
「飢餓海峡」を読まれたかたはこの町の名を憶えているかもしれない。
あるいは、「生まれいずる悩み」で有島武郎が熱く語ったひとりの画家、
画業にその身を捧げた木田金次郎はこの町の漁師でもあった。

「道の駅いわない」の筋向いに木田金次郎美術館がある。


チセヌプリと大湯沼

2010年10月18日 | 日常


ニセコ連峰チセヌプリと大湯沼・・
四五年前になるかな、この沼地で巨大な熊の足跡をみつけたことがある。

ここに国民宿舎「雪秩父」があって、
野趣味あふれる露天風呂に浸かっていればニセコの山間をとおりゆく風をそのまま感じることができる。
わたしには効かないが、
「湯底に沈殿している灰白色の泥があなたの肌を美しくする」
ということであった。

あの竹垣が露天風呂となっている。




パブロフの犬となったか

2010年10月17日 | 日常


錦秋の候といえば・・
京都や奈良の紅葉は素晴らしい美しさである。

「麦わら色」という表現があるとすれば、
北海道の秋って、こんな色あいなのかもしれない。

中国の数都市で反日デモが起きている。
内政に対する抗議活動は弾圧の対象になるが、
官公認の反日デモはもっとも有効なガス抜きというわけだ。
中国政府にとって「反日」という切り札は国民の不満をコントロールする道具なのである。

ノルウェイに牙をむいた中国の態度にあきれたが、
「反日」のキーワードに操られた中華の民は「パブロフの犬」になりさがったようである。


神仙沼を歩こう 

2010年10月16日 | 日常


神仙沼へ向かう入り口にはこんな看板があった。

「環境整備協力金として、ひとり100円以上の寄付をお願いします」

看板の横に募金箱が置いてあって、
わたしは小額ながら協力させていただく。

ある高齢者の団体と行きあった。(多分わたしと同じくらいの年かも)
先頭のひとりが大声でその看板を読みあげてから、

「細かいのないから誰か払っといて」

ぞろぞろと10数人がつづくが、募金箱などだれも気にかけない。

彼らが乗ってきた観光バスには「**中学校同窓会ご一行様」・・
やれやれ、知らない学校だったのでよかった。(どうしてよかったって、それはわからない)



神仙沼は春、夏、秋・・
四季それぞれに味わいがあって、わたしは6月~7月のころが好きである。
鮮やかなエゾカンゾウの黄色、チングルマの白い綿毛、
紫のヒオウギアヤメなどなど色とりどりの初夏の花がまとめて堪能できるからね。


甘露の森 甘露の水

2010年10月14日 | 日常


ニセコ甘露泉・・
ニセコグランドホテルの向かい「さかもと公園」内の名水スポット。
昭和天皇がこの湧き水を「甘露である」といったので「甘露水」と付いたそうだ。
まあ、こういう無いよりは有ったほうがよろしい。

たしかに美味い!
無料で汲み放題、人気があって混み合ったりしても、
お互いに譲り合いながら名水談義に花が咲いたのである。



ニシキギはすっかり紅葉していたが、
小屋はおしつぶされたまま放置されていた。
昭和天皇がいらした由緒ある公園なのだから、はやく片付けてほしい。


真狩村で百合の球根を買う 

2010年10月13日 | 日常


真狩村・・
真っ直ぐな道が町を二つに割って、羊蹄山の足下まで延びているようにみえた。
山頂に雲がかかって、少し赤味がかった斜面を黒い影がゆっくりと横切っていく・・
暑い夏がおわり十月になっても朝晩の冷え込みはゆるいので、
鮮やかな紅葉はちょっと期待できそうもない。
しかし、ここに立つとき、いつも羊蹄山の大きさに圧倒される。

ニセコまで12キロ・・
ニセコは有島の出世作「カインの末裔」の舞台となった。

札幌のコーチャンフォー新川店で「カインの末裔」がどの書棚においてあるか尋ねたところ・・

「それはコミック売場にあります」
「ええ??」


いま、文豪シリーズのコミック版が多数出版されている。
若者が敬遠しがちな文芸本を手軽に親しんでもらおうということだが、
コミック版は iPhone や iPad など電子書籍向きではある。
コミックをみてから原作を読む、それも有りかなと思う。


百合の球根を買った。
カサブランカとソルボンヌである。
代金は豪快な牛乳缶へ投じた。


いのちをうたう

2010年10月12日 | 日常


第77回全国学校音楽コンクール高等学校大会が開かれた。
全国各地区から選抜された高校は11校、北海道代表は札幌旭丘である。
(残念ながら旭川東は地区大会で敗退)

課題曲 「いのち」
 作詞:谷川俊太郎 
 作曲:鈴木輝昭


優しく力強い言葉は地球上に生きるすべてのいのちを慈しみ、
怒涛のごとく迫りくる旋律はときにひいたりしながら、その重ね合わせが心地よい、
詩と曲がひとつとなって「いのち」を高らかに歌いあげていく。

11校の素晴らしい声のハーモニーに感動した一日であった。



サバンナに立つ象の足元
アリが一匹迷子になってる
太平洋の青い深みで
イワシの群が銀にひらめく
コンクリの割れ目に咲いて
たちまちに踏まれた花も
大空に輪を描くトビも
みんないのち いのちをうたう

いのちがいのちを奪うときも
いのちからいのちは生まれ
いのちがいのちと争うときも
いのちはいのちとむすばれている

ホモサピエンスであるより先に
ヒトもひとつの無名のいのち
生きとし生けるもののふるさと
地球は生きていのち育む
のびやかに地を蹴るいのち
ひたむきに夢見るいのち
いま響くこの歌声も
みんないのち いのちをうたう



長流川は晩秋の色

2010年10月11日 | 日常


北湯沢温泉沿いに流れる長流川(おさるがわ)・・
遅い秋がはじまったと思ったら、あっというまに木々の葉は晩秋の色となって山間を染めていた。
さて、このあたりの浅い流れは「白絹の床」といわれている。



ご時勢もあって、
大陸からの観光客が少なかったせいか、
ホテルはあまり混み合っていなかった。
かといって閑散というほどでもなく、わたしにはこれくらいがちょうどいい加減。
ただ、電波状態がわるくてテレビ画像はチラチラ、いまだにISDNのネットは遅くていらいらは尽きない、
しかし、ここまで来てテレビやネット環境に愚痴をいうほうがおかしいか。

温暖化のせいでキノコ類は不作といっていたが、
舞茸の天ぷらは旨かったぞ!