HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

鳥羽高校今学期、今年最後の授業

2007-12-13 01:22:00 | 講演・視察
毎週水曜日の、鳥羽高校の授業。
今学期最後の授業が本日でした。
最後の授業は、立教大学の村上先生をに講義をしていただきました。
もちろん、観光をテーマに。
40分×2限というちょっといつもよりも短い時間でしたが、先生は上手くハナシしてくれました。



私は、何度も頷くことあったり、ウムウムととても興味津々。

「世の中に旅行がなくなったら…」なんて突拍子もない質問を投げかけられ、今やあたり前である旅行も、そういえば戦時中、また今の時代でも、どこかの国では旅行なんてしたことないというところもあるのかもしれません。
当たり前になり過ぎて、そんなことも想像できない。
改めて、旅行のありがたみを感じることができました。
それはもちろん、行くだけでなく、来てもらえるというありがたみも含めてです。

また、流行とは誰が作っていくのか?という疑問も、ハッと考えさせられました。
選ぶことが流行の始まりなんですよ。
あまり考えたことありませんでしたが、私たち自身が流行をつくっているのです。

そういえば、その昔、お伊勢参りでたくさんの人が来ていたときは、「伊勢で流行が始まる」といわれたと聞いたことがあります。
人が集る → 流行がうまれるのです。
ようするに、たくさんの人が選んでこそ、流行が自然と出来上がる。
今、都心で流行が生まれることも「選べる人がたくさんいる」ということになってくるのです。

なるほど。

短い時間でしたが、とても勉強になりました。

生徒たちに理解できたかな?

でも授業後、村上先生から聞きましたが、生徒の中で、先生の話を聞いて「あ~、やっぱり大学にいけばよかった」っていう言葉を聴いたそうです。
この時期、既に就職や進学進路が決まっている子ばかりですが、こうして何か違う感覚を持ってもらえるのはいいことですよね。

大丈夫、遅くないです。
社会人になってからも、大学はいけますからね。
大学の先生の話を聞いたり、学べるものも多岐にわたるハナシを聞いて、見えてくるものがあります。
社会人になって、自分のしたいことが明確になってくると、改めてこんな勉強がしたいというのがみえてきますからね。
私も大学行ってみたいな、と密かに考えてしまったりしますもん。
そんな風に、学びたいときに学べる環境であることも、有難いことです。