1947年、日本の省庁が初めて発表した白書は「何白書」だったでしょう?
・水産白書
・犯罪白書
・環境白書
・経済白書
→ 経済白書
「白書」とはもともとイギリス政府が出した、外交の内容を国民に知らせるための文書の表紙が白かったことに由来します。日本では1947年に片山哲内閣が出した「経済白書」が最初です。
休題:
「青書と白書の違い」は、ここを参照。
違いの基本は、表紙の色からそう呼ばれています。
青書からの連想で、同じような言葉として「ブループリント」という言葉を思い浮かびます。
ブループリントとは、正に、青写真。
コピー機ができる前は、湿式の青焼きが普通でした。
(高価な乾式もありましたが、使った経験はありません。)
出来上がりが、青くなっているので、青写真と呼ばれていました。
次のような図面でした。
青写真の詳細は、このWikipediaを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%86%99%E7%9C%9F
このような図面から派生して、計画を意味する青写真とかブループリントと呼ばれています。
勿論、今は、白い紙に印刷されていますが、このような計画を、今でも青写真と言っています。
ところで、外交青書は、今でも青なのでしょうか?
Amazonで調べてみました。
結果は、やはり、青書だけに、表紙は青でした。