今朝の産経新聞は、5月20日付け朝日新聞が、吉田所長調書を元に、全面撤退とスクープしていたが、それを全面否定。
福島第一事故「吉田調書」<「全面撤退」明確に否定>
記事では、吉田調書では、撤退は強く否定している。
一方、朝日新聞は、次のように書いている。
「所長命令に違反 原発撤退」を大見出しにした上で、吉田調書などを根拠に「吉田氏の待機命令に違反し、所員の9割が福島第2原発へ撤退していた」と報道した。
撤退した人の中には事故対応を指揮するはずのグループマネジャーと呼ばれる部課長級の社員もいたことから、「その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた」と指摘した。
その後も、「吉田氏、非常冷却でご対応」「ドライベント福島第1原発3号機で準備 大量被曝の恐れ」など、吉田調書に基づいた続報を掲載。社説では「吉田調書は最も貴重な国民の財産」として公開を主張している。
また、朝日新聞のホームページでは、吉田調書の要約版を日本語と英語で公開している。
現物の調書がないので、本当のところは、分からないが、同じ調書を読んで、違う見解は、如何なものか。
今日の産経新聞を読む限り、朝日新聞は、穿った見方で読んでいることが分かる。
スクープをしたい気持ちは分からなくもないが、サンゴ礁のような捏造はいけない。
益々、朝日新聞の凋落が始まる気がする記事でした。
閑話:
朝日新聞は、旭日旗を掲げているが、韓国では批判がない。
それも、不思議な感じ。
韓国では、朝日新聞は、韓国政府/国民を支援する新聞と認識されているのか?
誰も触れない話であるが、教えて欲しい気もする。