昨日、建設資材の展示会(インテック大阪)に行ってきた。
色々な親製品を知ることができた。
しかし、展示会の見せ方が幼稚なブースもあった。
何を伝えたいのかが、ブースのメッセージになっていなかった。
係員に良く聞くと分かったが、その大事なキーメッセージが、小さなパネルの小さな文字なので分からない。
伝えたいメッセージが明確でない。
明確でないため、商品が並んでいるだけのブースが、結構多かった。
残念な結果であった。
私が興味を持った製品。
・フランス製の便器:
地下室にも設置できる便器である。
しかし、展示では、便器があるだけの展示であった。
この製品は、日本の建築でも大いに使えると考える。
下水菅の位置が、地下室の床より上でも設置できるということ。
地下室にトイレができる便利さは、評価できる。
・煉瓦に見えるが、煉瓦でない壁材:
しかも、その煉瓦と躯体の間に泡状の発砲スチロールを吹き付けるだけで強度も増す。
製品は、カナダ産。
継ぎ目も分かりにくいのが、良い。
・石材が安い:
露天掘りで採取した石であるが、余りにも安すぎる。
200キロの石が、2万円。
グラム(100グラム)単価は、10円である。
水(500ミリリットル入りのペットボトルで約100円)でも、20円。
鶏肉でも、50円はする。
「いくら」では、1000円。
船で輸送した値段とは思えないぐらい安い値段。
閑話:
興味を持たせるためのブースや、良かったブース:
・外から覗かれないのをアピールするため、水着(下着?)姿のモデルのブースもあった。
デモンストレーションの時は、凄い人数が集まっていたので、集客と言う目的は達していた。
・ミスユニバースのモデルを使っているブースもあった。そのモデルが、無料の手提げバッグを配っていたので、殆どの見学者がそのバッグを持っていた。持っている理由が分かった。一流モデルからの手渡しと近接したかったのではと考える。
・三協アルミのブースのデモンストレーションは、良くできていた。コンパニオンと社員の掛け合いのシナリオが良かった。
・古い配管(水、下水)を補強する会社の製品展示も分かり易くて良かった。
休題:
私も30年前、展示会場で、製品展示の仕事をしていました。
その時の経験から言わせて頂くと、デモンストレーションの効果を考えて、展示の企画をして欲しいと感じた展示会でした。