地球の大気は4つの層に分かれていますが、我々が普段接している部分は何というでしょう?
・対流圏
・成層圏
・中間圏
・熱圏
→ 対流圏
地面は日射で暖められ、上部では放射による冷却があるために大気に対流が起こります。降雨や降雪などの気象現象はすべてこの圏内だけに見られるものです。
地球の大気については、ここを参照:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%B0%97
対流圏 (Troposphere)0 - 9/17km。高度とともに気温が低下。さまざまな気象現象が起こる。上層よりも水(水蒸気)の比率が高い。質量比では大気の成分の半分以上が対流圏に存在する。赤道付近では17km程度と厚く、極では9km程度と薄い。成層圏との境界は対流圏界面(Tropopause)と呼ぶ。
成層圏 (Stratosphere)9/17 - 50km。高度とともに気温が上昇。オゾン層が存在する。中間圏との境界は成層圏界面(Stratopause)と呼ぶ。
中間圏 (Mesosphere)50 - 80km。高度とともに気温が低下。熱圏との境界は中間圏界面(Mesopause)と呼ぶ。
熱圏 (Thermosphere)80 - 約800km。高度とともに気温が上昇。外気圏との境界は熱圏界面(Thermopause)または外圏底(Exobase)と呼ぶ。熱圏と外気圏との境界は定義が難しく500 - 1,000kmと幅がある。