札幌から余市のニッカ蒸留所を見学したきた。
電車、汽車で、札幌から、余市まで、約1時間10分。
時間帯によっては、2時間弱かかる。
汽車と言っているのは、小樽からは、単線でディーゼル機関の駆動車で走っているため。
余市駅を降りたら、ほぼ、目の前にニッカの蒸留所がある。
NHKの「マッサン」の影響が凄いかと思ったが、そうでもなかった。
この蒸留所が凄いのは、ほゞ、昔のままであること。
蒸留するポットスチルは「ストレートヘッド型」で、奥に小さいのがあって、それが、当時の大きさのポットスチルとのこと。
蒸留の窯の火は、石炭が火力であった。
正式には、「石炭直火蒸溜」と言う。
入口から3の窯は、石炭で焚いていた。
ウヰスキー樽の倉庫内の床は、土間。
建物も、昔の石造りで、低層階。
石造りと言っても、正確には、木造りで、外壁が石の壁としたのが、正しい表現である。
博物館奥に、有料で飲めるコーナーがある。
もう、既に販売中止になった、ウイスキーがほぼ、原価で飲める。
余市20年。15ミリリットル 700円。
700ミリリットルのボトル換算すると、32,667円となります。
蒸留所ならではのウヰスキーには、カスクのウヰスキーもあります。
そうは言っても、お勧めは、余市20年。
私は、この余市20年を3杯飲んだ。
色々と飲み比べ、結局、合計、7杯以上は飲んでいた。
余市20年は、もう、売っていない幻のウイスキーです。
いずれ、ここでも飲めなくなります。
私は、サントリー派であったが、余市20年は、上品な味わいのあるウヰスキーで、良かった。
余市15年も終売で手に入らないが、これも良かったらしい。
この余市15年ウヰスキーも、有料メニューから消えています。
お店の方も、余市15年のボトルは、無くなったと言っておりました。
ニッカウヰスキーの終販リストは、次のとおり。
http://whiskywarehouse.blog.jp/archives/1028374754.html
お昼は、遅めで、小樽の三角市場の海鮮丼を食べてきました。
本当は、行きたい寿司店がありましたが、札幌に戻るため、小樽でゆっくりする時間がなかったので、この三角市場ですませました。
この市場での食事は、初めてです。
昼間から、ウヰスキーを飲み、美味しい海鮮丼を食べ、満喫した一日でした。