昨日の朝のニュース。
Jアラートの表示を変えると言うニュースを放送しておりました。
タイトル:政府がJアラートのメッセージ一部変更 「頑丈な建物」→「建物の中」への避難に ミサイル通過に「どこに逃げていいか…」住民要望踏まえ
http://www.sankei.com/politics/news/170914/plt1709140026-n1.html
政府は14日、北朝鮮による弾道ミサイル発射で全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動した際に、対象の自治体などに送信するメッセージの一部を変更したと発表した。
変更したのは、避難の呼びかけと、ミサイルが日本の領土・領海の上空を通過した場合の文面。避難を呼びかけるメッセージはこれまで「頑丈な建物や地下」を促していた。
しかし、8月29日に弾道ミサイルが北海道上空を通過した際、住民から「周辺に頑丈な建物や地下がなく、どこに逃げていいか分からない」などの意見が寄せられた。このため「建物の中、または地下」と屋内避難を強調するものに変更した。
上空通過のメッセージでは、通過地域をより具体的に伝え、落下地点を示すものとした。変更したメッセージは14日以降のJアラートで使用する。
翌朝の昨日、この内容を放送しておりました。
そのニュースを読み上げた後、舌の根乾かぬうちに、6時57分ごろ発射されたミサイルで、Jアラートがテレビに映し出されました。
文字は、次のとおり。
しかし、TVの画面は、頑丈な建物と表示してありました。
放送業界では、やはり、頑丈な建物と表現した方が良いと考えているようです。
次の画面でも確認できます。
このテレビ朝日のYOUTUBEでは、1:11頃のJアラート画面が現れます。
3:23の画面では、「頑丈な建物や地下」と表示されています。
テレビ朝日は、反政府志向の局だから、頑丈な建物にしたのだろうかと勘繰りたくなりました。
しかし、田舎の一部の人の意見で訂正された表現より、頑丈な建物に避難した方が良いのは明らかです。
今日、J-アラートを調べて見ました。
http://www.kokuminhogo.go.jp/shiryou/nkjalert.html
管轄しているHPでも、頑丈な建物と書かれています。
あのニュースは、なんだったのかと思う内容でした。
Jアラートの連絡は、頑丈な建物の「頑丈な」はありませんでした。
本来は、そんな恐ろしいミサイルが飛んでこないことが大事です。
しかし、狂った国が隣国にあるならば、核シェルターの設置も考えなくてはならない時期かもしれません。
たかが文言の変更ですが、考えさせる現象でもありました。