今日の新聞は、臨時国会開催直後に、衆議院を解散すると報道されていました。
記事の内容は、次の通りです。
安倍総理大臣が公明党の山口代表に対し、今月28日に召集する方針の臨時国会の会期中に、衆議院の解散・総選挙に踏み切ることを排除しないという考えを伝えていた。
安倍総理大臣が判断したのは、次の理由と言われています。
・野党第一党の民進党で前原代表の就任以降、離党届を提出する議員が相次いでいて、支持率も上がっていない状況。
・東京都の小池知事と連携する政治団体「日本ファーストの会」の代表を務める若狭勝・衆議院議員が新党の結成を目指しているが、まだ、正式結党できていなくて、選挙準備ができていない。
・民進党の離脱候補や野党受け皿になる政党がないので、棚ボタで日本ファーストが受け皿の政党になり得る。しかし、ある程度の得票を得るが、自民党が敗北するまでの票の伸びにはならないと自民党は考えている。
・森友問題、加計問題の禊をしたい。
民進党は、今回の解散にクレームしているが、前回の総選挙からほぼ3年たっています。
この間、民進党は何をしていたのかが、選挙結果になります。
今更、バタバタしても何も変わりません。
それよりも、山尾議員の不倫等、マイナスイメージが強くでています。
人事評価で影響を与えるものとして、「ハロー効果」と呼ばれているものがあります。
ハロー効果とは社会心理学の現象で認知バイアスと呼ばれるものの一つに当たる、心理学用語です。
ある対象を評価する際、対象者が持つ目立ちやすい特徴にひっぱられ、その他についての評価にバイアスがかかり歪んでしまう現象の事を指し、後光効果やハローエラーとも称されます。
山尾議員のW不倫がこの「ハロー効果」になります。
上司が部下を評価する時に、直近の良かった活動のみで全体を評価してはいけないということで使われます。
野党は、この時期に解散する理由がないと文句を言いますが、自民党が圧勝する保証もありません。
リスクがあるが、総選挙を実施するかどうかです。
そう言う意味では、どの党にとっても、同じ条件と考えます。
安倍首相の支持率が下がった時点でも、民進党の支持率は上がっていません。
その事実をどう評価するだけだと考えます。
北朝鮮のミサイルが飛来する時期だから問題だとか言っていますが。来年になったら、北朝鮮のミサイルがなくなる保証はありません。
日本にとって、もっと、厳しい状況になるかも知れません。
四の五の言わず、選挙をやって見ましょう。