堺市長選では、大阪維新の会の候補と。現職の竹山市長との一騎打ちでしたが、竹山市長が3選を果たした。
この結果を見て、メディアは、大阪維新の会の力は劣ってきたと報じている。
しかし、メディアでは、詳しく報じていないが、堺市・市議の補欠選挙(2選挙区)では、立候補した南区で、当選しました。
残りの1議席(西区)は、大阪維新の会の議員の政務費をめぐる問題で辞任したことによる補選。結局は、大阪維新は候補者を立てず、自民党候補者が当選しました。
一方、大阪府議補選選挙では、大阪維新の会が当選しました。
大阪維新の会は、3名立候補した選挙区で、2勝です。
堺市の市長選は、反大阪維新の会陣営で、自民党から共産党までの組織票の勝利です。
今回の大阪維新の会のトータルでの選挙結果は、2勝2敗です。
堺市長選は、反大阪維新の会でしたが、衆議院では自民党、民進党はお互い戦うことになります。
2014年前回の大阪府の選挙の結果は、次の通りです。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/
・小選挙区:
・比例区:
前回の選挙の大阪維新の会は、苦戦しております。
当時の大阪維新の会は、新たに加わったり、離党したりしましたが、2015年以降は、落ち着いて推移しております。
その後の大阪維新の会が、今回の選挙でどうなるかが気になります。
今回の堺市市長選挙で、自民府連関係者は「都構想という一丁目一番地の政策を隠したこと自体、維新が弱くなったということだ」と指摘。「今回の戦いを『維新の終わりの始まり』にしたい」と語った。
民進府連幹部は「堺市長選で敗北したことで衆院選でも維新の勢いがなくなり、それが都構想の勢いを弱めることにもつながる。反維新側にとって大きな自信になる」と衆院選への手応えを口にした。
どの党も、正々堂々と政策を主張したら良いかと考えます。
俄かに面白くなった、今回の選挙です。
追記(9月28日):
民進党は、希望の党に吸収され、空中分解してしまいました。
24日、民進府連幹部が、「反維新側にとって大きな自信になる」と言っていたのが、笑える話になってしまいました。