目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

後から引っ越してきた住民がクレーム

2018-10-05 | ブログ

今日のアジアのニュースでは、バンコク市内の高層マンションの住民が、お寺の鐘(朝早い3時頃)がうるさいと訴えて、当局から鐘を静かに付くようにお寺に対して指導があった。

日本でも、似たような事例があります。

工場地帯の地域にマンションができ、騒音があるとか、トラックの通行で危険、排気ガスが強い等のクレームを言い、その地域の工場を移転させた話。

工場地帯だから、そのマンションは、相場より安く売られていたはず。

クレームを言うべきことではないと普通は考えます。

古くからあるお寺の近くの住人は、300年以上続いている伝統で、後から住んできた人がクレームする話ではない。

古くからいる住民は、この鐘も生活の一部だときっぱり言っていました。

鐘がうるさいなら出て行けば良いと、地域の伝統の維持を訴えていました。

 

例えば、救急病院の近隣に引っ越した住人。

サイレンの音がうるさいとクレームを言いますか?

消防署の近隣に引っ越した住人。

救急車や消防車がうるさいとクレームを言いますか?

バンコクの鐘の問題は、消防署の近隣に引越した住人のクレームに近いと考えます。

 

閑話:

事前に近隣を調査するのが、不動産の基本です。

特に、昼と夜、土日にも不動産を調査すべきです。

なんとなく近隣の人と立ち話をしたら分かることです。