AKBと言えば、AKB48。
AKBは、秋葉原の略称です。
これと同じように、名古屋・栄のSKE48、大阪・難波のNMB48、福岡・博多のHKT48、インドネシア・ジャカルタのJKT48、中国・上海のSNH48、タイ・バンコクのBNK48、台湾・台北のTPE48(現・AKB48 Team TP)、フィリピン・マニラのMNL48。新潟にNGT48、瀬戸内7県にSTU48。
さて、KYBとは、カヤバ工業株式会社です。
2005年からKYB株式会社に変更されました。
街中で良く見ていたのは、コンクリートミキサー車です。
そのKYBと子会社が、製造した免震・制振装置に検査データの改ざんがあり、国土交通省の基準や顧客の性能基準に合わない製品を出荷していたと発表されました。
またも、データの改ざんです。
免震装置としては、免震ゴムとこの免震オイルダンバーが有名です。
KYBは、この免震オイルダンパーを作っている企業です。
建物の揺れが大きい時、素の揺れを緩和する装置です。
それが、データ改ざん。
建築基準法による耐震性を確保するためには、データーの前後15%以内に数値を抑えないといけないのが、その基準内に数値を調整するのが大変なため、納入する企業にのみ数値を改ざんし、辻褄を合わせた不正です。
プラス(+)に作用すると、地震発生時の揺れがそのまま建物に影響しますので、地震の揺れが大きいままとなります。
マイナス(-)に作用すると、揺れは、吸収されますが、地震の揺れは長続きします。
何のための免震、あるいは制振ダンパーか分からなくなります。
次の新聞記事に因ると、410件で改ざんが確認され、その他の576件で疑いがあり、合計すると2社の出荷総数の7割を占める。
検査データが改ざんされた製品は橋でも2件、使われていたという。
https://www.asahi.com/articles/ASLBJ539BLBJUTIL035.html
言い方を変えれば、基準に収まる製品は3割しかなく、7割は騙していましたとなります。
KYBのHPです。
https://www.kyb.co.jp/company/index.html
2017年の決算資料を見ますと、免震・制振ダンパーは、装置電子他の内訳になります。
詳細は、分かりませんが、ぞの範疇での売り上げは、113億円です。
結構な金額を不正データの製品で稼いでいることになります。
https://www.kyb.co.jp/media/ir_20180515_01.pdf
KYBのロゴの下には、「Our Precison Your Advantege」
「弊社の精密さは、貴社の優位さになります」。
正しい表示は、「Our Crude Your Disadvantage」と考えます。
不正はいづれ暴かれると考えるべきです。
年間ン4000億円稼ぐ企業が、113億円で企業を汚してします。
東洋タイヤも、70億円の免震ゴムで企業名を汚しておりました。
メジャーでない製品だからこそ、信頼が大事だという事を証明しているような気がします。
閑話:
乃木坂46、欅坂46は、48でなくて46です。
更に、略語は使われていないことに気が付きました。
追記:
その後のKYBの報道記事です。
22日に発表されて訂正記事。
建築現場の正式名称すら、把握できていないという事が分かりました。
https://www.kyb.co.jp/company/progress/progress_20181022_01.pdf