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一世一度の大嘗宮の儀

2019-11-15 | ブログ

昨日の夕方と昨日の深夜、大嘗宮の儀が執り行われました。

詳細はここを参照:

https://www.sankei.com/life/news/191114/lif1911140032-n1.html

 

一寸前のマスコミの表現は、一世一代としておりました。

一世一代?と思って、調べて見たら、次の通りです。

一世一代の意味:

  • 1.一生涯。
  • 2.能役者や歌舞伎(かぶき)俳優などが引退する前に、これを限りと得意の芸を演ずること

やはり、意味は違っていました。

その後、(天皇)一世に一度という表現に変わりました。

 

この儀式は、1400年前から執り行われています。

https://www.sankei.com/life/news/191114/lif1911140058-n1.html

天武天皇、持統天皇の時代からです。

歴史のある国とは、こういう事を言いますね。

しかも、記録に残っていると言うのも大事です。

 

新聞記事によると、

内陣での「秘事」は外から全くうかがい知れない。

宮内庁によると、陛下は伊勢神宮の方を向いて座り、采女(うねめ)と呼ばれる女性2人の介添えで、食べ物を箸でカシワの葉の皿に載せ、神に供えた。

続いて拝礼し、御告文を読み上げ、飯と白酒(しろき)、黒酒(くろき)を口にした。


この儀は、「祈り」を伴う皇位継承の祭儀であり、古代から続く日本の祈りの伝統です。

天照大御神をはじめとする神々に供え、国家国民の安寧や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈られる。神饌を、陛下ご自身も召し上がれます。

天皇の行事の殆どが、国民の安寧と五穀豊穣を祈られる儀式との話もあります。

他国にはない、制度と考えます。