この3月、「おしん」の再放送を見終わりました。
1年通して見た感想は、私が思っていた内容と違っていました。
おしんと言えば、小林綾子のおしんでした。
悲惨な貧しい生活が続いているかと、勝手に思っていました。
青年期からのおしんでは、田中裕子さんの名演技が印象的でした。
おしんが放送されたのが、1983年。
その後、海外でも放送され、2012年3月現在で、68の国と地域で見られたドラマです。
世界で見られた番組の意味合いも分かりました。
大正時代から太平洋戦争時代、そして戦後の復興と、国が貧しい時代から豊かになる時代が反映されています。
今の途上国の人も、自国の生活と重ね合わせて見ていることができたのかと考えます。
テレビ離れしている今の時代、テレビドラマがこんな高い視聴率を取る時代は、もう来ないかと考えます。