古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ブルックナーの交響曲第9番を聴きました。

2013年03月16日 04時57分14秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 2010年1月、裏山の竹薮を<皆伐>したときの写真です。10メートルほどの細い幅でしたが、とにかく竹薮の竹を切り倒して頂上を目ざしました。下に見える平屋が我が家です。その手前には伐採した竹が積み上がっています。竹より背が高くて生き残ったクヌギ・コナラの林の向こうに、冬の西日があたる田舎の遠望。
 びっしり生えた竹林に新しい世界が拓けた気分でした。
 あれから3年しかたっていないのか。いまもこのスペースは生えてくる竹を全部切り、この空間・眺めを確保しています。
 さてきのうはPACオーケストラの定期演奏会があり、西宮芸文センターまで出掛けました。
 日が長くなったので車で直接行ってもいいのですが、長年住んだ神戸の名谷に車を置き、<地下鉄・阪急>で行きました。この行き方になれてくると、少々費用と時間が余分にかかっても自分で車を運転して行くのがおっくうになります。「頑張らない」のが「いい老い方」だと思っています。
 きのうのプログラムは、まずヴォーン・ウィリアムズの『オーボエと弦楽のための協奏曲』でした。弦楽だけのやわらかい音に、オーボエののどかな音がのり、実にいい気持ちです。完全に眠っていました。でも耳と魂は、休んだりしないで聴いてくれていたでしょう。
 ブルックナーの交響曲第9番は1時間ちょっとの大曲です。CDで全曲を聴くのは難儀ですが、生の演奏だと張りつめた気持ちで聴けました。いい音を浴びて気持ちよく帰りました。
 
 
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